橋本愛、地上波民放連ドラ初主演で“謎多き家庭教師”に 「家政婦のミタ」コンビとタッグ

日本テレビ系で7月に放送スタートする新水曜ドラマ「家庭教師のトラコ」に橋本愛が主演することが26日、明らかになった。橋本は今作が地上波民放連ドラ初主演。脚本を遊川和彦、プロデューサーは大平太の「家政婦のミタ」コンビが手がける。

ドラマ「家庭教師のトラコ」主演の橋本愛【写真:(C)日本テレビ】
ドラマ「家庭教師のトラコ」主演の橋本愛【写真:(C)日本テレビ】

7月スタートの「家庭教師のトラコ」

 日本テレビ系で7月に放送スタートする新水曜ドラマ「家庭教師のトラコ」に橋本愛が主演することが26日、明らかになった。橋本は今作が地上波民放連ドラ初主演。脚本を遊川和彦、プロデューサーは大平太の「家政婦のミタ」コンビが手がける。

「同期のサクラ」「35歳の少女」で遊川・大平コンビとともに歩んできた橋本が演じるのは、“合格率100%を誇る”謎多き伝説の家庭教師・トラコ。「受験攻略ドラマ」ではなく、それぞれの問題を抱えた3つの“家庭を教師する”という、個別指導式ヒューマンドラマになっている。

 橋本扮するトラコが対峙する3つの家庭は、年齢も抱えている問題もバラバラ。30代、40代、50代の3人の母親が登場し、「子どもの将来が不安でならないワーキングママ」「3%の超富裕層の仲間入りをしたのに居場所がない後妻ママ」「実家の定食屋で働きながら底辺であえぐバツイチママ」と生活レベルは全く違うが、「自分の子どもを志望校に合格させたい」という共通の願いを持っている。トラコは勉強以外に生きていく上で大切な“正しいお金の使い方”を教えていく。

 橋本は「今回のお話で面白いと思ったのは、トラコが実は『家庭の教師』であるというところです。ただ単に勉強を教えるだけではなくて、家庭そのものにアプローチしていく姿がすごく面白いなと思います」とコメント。「この作品で力を尽くしたい」と意気込んでいる。

〇橋本愛のコメント

――今回の作品に出演が決まった時の印象は。

「遊川さん、大平さんの作品に参加させて頂くのは、『同期のサクラ』『35歳の少女』と合わせて3回目になるので、気兼ねなく、いろんな意見を交わせるような安心感があります。作品もオリジナルで、既存の『家庭教師』というイメージからは想像できないような人物像で、多角的に色んなことが描かれていきます。トラコ自身も成長しつつ、触れ合う人たちの心や環境が変わっていくというストーリーは、誰かにとっての小さな希望になるかもしれないと思ったので、この作品で力を尽くしたいなと思いました」

――主演については。

「今まで、主演の方の大変さを目の当たりにしてきたので、体力勝負への身構えこそありますが、それも楽しみたいなと思います。いつもは結末からの逆算でお芝居を組み立てることが多いのですが、今回は大まかな見通しはありつつも、細かいところで何が起きるかがまだわからない状況なので、自分自身、今までになく地に足がついていない感覚で、真っ白な空間に飛び込むような、そんなチャレンジ的な部分があります」

――今回のトラコの役どころについては。

「私自身、家庭教師の方とお会いしたことがないのですが、今回のお話で面白いと思ったのは、トラコが実は『家庭の教師』であるというところです。ただ単に勉強を教えるだけではなくて、家庭そのものにアプローチしていく姿がすごく面白いなと思います」

――「正しいお金の使い方」とは?

「トラコ自身は、お金そのものは、ただの物であり、中立なものとして捉えているのではないかと思います。正しい使い方かどうかは、使う人側の問題。どういう人の心をもって、どういう使い方をすれば、幸せなお金の使い方が身につくのか? トラコの独自の教えによって子どもたちは、いつのまにかその正しい使い方を知ることになるんです」

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