――番組内では家族の変わったエピソードがいくつか出てきますが、お2人の家族で「今思えば変わっていたのかも」と思うことはありますか。

内村「うちの家族は本当はみんな米が大好きなのに、日曜日になるとなんでかパンにするんですよ。トーストにバターを塗って、『兼高かおる世界の旅』を見るんです。世界にいった気持ちになる（笑）。日曜日だけ上品になるのが、今思えば変な習慣でしたね」

――小峠さんは、内村さんの進行をお隣でご覧になっていかがでしたか。

小峠「やっぱり優しいですし、柔らかいなとすごく思いましたね。でもずっと柔らかいだけではなく、ここぞというときはパーンと上げていく感じはすごく勉強になりました。淡々とやられていますけど、ここという要所要所では……」

内村「（小峠の話を遮りながら）言うんじゃないよ、もう！（笑）」

小峠「でも、横にいて『なるほどな』と本当に勉強させていただきました」

――逆に内村さんから小峠さんにアドバイスはありますか。

内村「ないです。彼はMC術も完ぺきです。これからバンバン来ると思います」

――視聴者に向けてメッセージをお願いします。

内村「番組タイトルからの想像とちょっと違う番組じゃないかな。『ここに涙腺があるんだ』『ここに琴線があるんだ』と、人それぞれのツボがあるような番組なので、そこを楽しんでもらえたらなと思います」

小峠「家族で見ると『私たちもこんなことあったね』と盛り上がれる内容になっています。ご家族でゆっくりご覧いただければと思います」