アントニオ猪木氏、自身の身長と同じ「アントニオ猪木家の墓」建立 亡き妻の納骨式を青森で行う
猪木氏が歌う「木蘭の涙」の悲しいメロディーが流れる中…
喪主としてのあいさつでは「元気ですかー!」とおなじみの第一声を上げた。
「今日、こうして妻・田鶴子の納骨に際し、ありがとうございます。遠くからみなさん大変ですけど、なんで青森か、この話をいちいちしゃべんなきゃいけない。縁は不思議なもので、何かの縁があってここに来る。本当に人の一生は早いものです。かれこれもうちょっとで三回忌を迎えます。こうしてみなさんに集まっていただき、そして見送っていただいて、本当に喜んでいると思います。この先の世界のことは分かりません。お墓が今回建立されて、一つの形かもしれませんが、本当に本人も草葉の陰で喜んでくれていると思います。ということで、本当に今日は遠いところ、青森まで来ていただき、本当にありがとうございます。重ねて御礼申し上げます」
猪木氏が歌唱する「道」の後、ビジョンにCHEMISTRYの川畑要とボクサーの斉藤幸伸丸が登場。田鶴子さんが生前、川畑によくリクエストしていた桑田佳祐の曲「白い恋人達」を猪木氏の前で熱唱する様子が映し出された。
献花と焼香では、あらかじめ録音していた猪木氏の十八番「木蘭の涙」が繰り返し流れた。参列者には田鶴子さんの好きなゆりの花が手渡され、墓は花でいっぱいになった。
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【写真】高さ190センチ「猪木家の墓」 全景や猪木氏がデザインした「猪」と「木」の彫刻、実際の写真