俳優の林遣都と仲野太賀が、7月にスタートする日本テレビ系新土曜ドラマ「初恋の悪魔」（午後10時）でダブル主演を務めることが分かった。2人にとって日本テレビ系ドラマでの主演は初となる。

　本作は、林が演じるヘマをして現在停職処分中の刑事・鹿浜鈴之介（しかはますずのすけ）の下に、仲野演じる総務課・馬淵悠日（まぶちはる）、生活安全課・摘木星砂（つみきせすな）、会計課・小鳥琉夏（ことりるか）と、部署もバラバラでそれぞれ訳ありの4人が集まり、それぞれがこじれた事情を抱えながら、刑事とは違った感性と推理で難事件を解明していくミステリアスコメディー。脚本は、「東京ラブストーリー」などのヒットドラマを書き下ろした脚本家の坂元裕二が務める。

　林演じる刑事・鹿浜は、元県警捜査一課刑事だが今は境川署刑事課所属し、大きなヘマをして現在停職処分中。勉強はできるのにひどく要領が悪く、人付き合いも下手で、シャーロックホームズに憧れたのを皮切りに、ミステリー小説を読みあさり、古今東西の凶悪犯罪オタクという役どころだ。

　仲野演じる馬淵は、境川署総務課職員で、署内の警察官が安心して仕事に取り組めるようバックアップするのが仕事というのが大義名分の部署に所属し、捜査とは無縁の仕事をしている。あるとき、署長の雪松から、署内の鹿浜鈴之介という男の素行を見張れと言われることになる。