早乙女太一&鈴鹿央士、「六本木クラス」出演 絶対的権力者を父に持つ異母兄弟役
俳優の早乙女太一と鈴鹿央士が23日、テレビ朝日系で7月にスタートするドラマ「六本木クラス」(毎週木曜、午後9時)に出演することが分かった。
鈴鹿は葵の同級生で密かに思いを寄せる役どころ
俳優の早乙女太一と鈴鹿央士が23日、テレビ朝日系で7月にスタートするドラマ「六本木クラス」(毎週木曜、午後9時)に出演することが分かった。
竹内涼真が主演を務める同ドラマ。日本でも大ブームを巻き起こした韓国ドラマ「梨泰院クラス」を、日韓共同プロジェクトでリメークした作品だ。東京・六本木を舞台にジャパン・オリジナルの「六本木クラス」としてスタートする。これまでに主役の宮部新を演じる竹内をはじめ、ダブルヒロインで楠木優香役の新木優子、麻宮葵役の平手友梨奈が発表されていた。
早乙女が演じるのは、宮部新と楠木優香の同級生で長屋ホールディングス会長・長屋茂の長男・長屋龍河。茂の後継者として育てられ、父の権威を振りかざして傍若無人に振る舞い、そして後に新をどん底におとしいれるきっかけを作った人物。龍河は、「梨泰院クラス」ではチャン・グンウォンの徹底した悪役ぶりが話題となった役で、早乙女の大衆演劇で培った立ち回りや演技力を存分に生かしながら、新たな一面を披露することになるか注目だ。
早乙女いわく龍河は「考えられない程心底どうしようもない奴(笑)」。それだけに「これまでやらせていただいた役の中でも、このキャラクターは1番共感することが難しくとても悩みました」と当初の心境を明かしていた。それでも「チャレンジしてみたい」と思い、出演を決意したそう。「心の奥底で感じる感情はどんな人間も同じだと思っているので、何が彼をそうさせてしまったのかをしっかりと向き合いたいと思います。初めて挑むキャラクター性、役所なので、精一杯努めさせていただきます」と意気込みを語った。
一方、鈴鹿が演じるのは、長屋茂の次男で、愛人との間に生まれた子どもの長屋龍二。それまで家に居場所がなかった龍二が、新と出会い、新が長屋に復讐を誓っているとは知らず「二代目みやべ」で働くことに。また、葵の同級生で密かに思いを寄せる役どころだ。鈴鹿は、今作の話を聞いた際に「かなり興奮しました」と言い、「個人的に『梨泰院クラス』を何度か見ていて、日本で作るとどんな作品になるのか楽しみでした。複雑な立ち位置ではありますが、楽しみながら演じることができればいいなと思います」と期待に胸を膨らませながら語った。
また、ドラマ「ドラゴン桜」(TBS)以来約1年ぶりに平手と共演する鈴鹿は、「前回と役柄も違い、楽しみでうれしいですと会話をしました」と再会の様子を明かし、「現場でお会いした時はキラキラした印象に尊敬や憧れのようなものを感じて、あらためてスターだなと……」と、その際の印象を語った。最後には「とても好きな作品なので、日本版では店や風景がどんな風になるのか、一視聴者としても楽しみつつ、作品の中でしっかりと流れをつかんで演じていけるよう頑張ります。皆さま、楽しみにしていてください」と意気込みとともにメッセージを送った。