北川景子、伊能忠敬から学び 力を合わせれば「大きなことを成し遂げられる」
女優の北川景子が20日、都内で映画「大河への道」初日舞台あいさつに登壇した。夏らしいノースリーブの白ワンピース姿を披露し、詰めかけたファンに笑顔をふりまいた。
「日本地図ってピラミッドと同じくらいすごいことだったんじゃないかな」
女優の北川景子が20日、都内で映画「大河への道」初日舞台あいさつに登壇した。夏らしいノースリーブの白ワンピース姿を披露し、詰めかけたファンに笑顔をふりまいた。
立川志の輔の落語「大河への道―伊能忠敬物語―」を、主演の中井が感激したことから映画化が勧められた今作。前途多難な大河ドラマ実現を描く現代の喜劇と、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代ミステリーの2つが同時に描かれている。
北川は「この作品はコロナ禍でみんなで力を合わせて作っていたんですけど、みんなで協力して1つの映画を作りあげるということと、この作品の内容が私の中でリンクしまして。人が心を通わせて力を合わせれば1つの大きなことを成し遂げることができるんだとこの作品からすごく勇気をもらいました」とにっこり。「皆さんに見ていただけるのがとてもうれしいです」と声を弾ませた。
北川は以前、「この物語にはピラミッドと同じくらいの驚きの物語がある」と話しており、どんなところに驚いたかを改めて問われると「ピラミッドを見たことはないんですけど、石を積み上げて作るものって、『今の人間にはできるのかな』とよく思う」としみじみ。「(地図作りも)諦めずにやらないとできないこと。日本地図ってピラミッドと同じくらいすごいことだったんじゃないかな」と話し、「気が遠くなる作業。すごいなと思います」と感心していた。
舞台あいさつには北川のほかに主演の中井貴一、松山ケンイチ、岸井ゆきの、和田正人、田中美央、中西健二監督が登壇した。