大島由香里、“究極のビール”を本気プロデュース 和歌山の醸造所で樽やモルトも視察
元フジテレビアナでフリーアナウンサーの大島由香里(38)がクラフトビール定期便「Otomoni」とコラボし、チェイサービール「SYLDRA(シルドラ)」を初プロデュースした。ビアテイスターの資格を持ち、YouTubeチャンネル「大島由香里に乾杯!」では毎回のようにビールで乾杯するビール党。そんな大島が愛する“究極のビール”とは?
チェイサービール「SYLDRA(シルドラ)」を初プロデュース
元フジテレビアナでフリーアナウンサーの大島由香里(38)がクラフトビール定期便「Otomoni」とコラボし、チェイサービール「SYLDRA(シルドラ)」を初プロデュースした。ビアテイスターの資格を持ち、YouTubeチャンネル「大島由香里に乾杯!」では毎回のようにビールで乾杯するビール党。そんな大島が愛する“究極のビール”とは?
ビールとビールの間に水をチェイサーにするのは常識だが、チェイサービールとはこれいかに? シルドラ(アルコール4.5度)は重いビールの飲み疲れを吹き飛ばすビールとビールの間に飲むチェイサービール。「ビールを飲みすぎて、疲れちゃったなっていうときに、シルドラを飲んで気持ちを切り替えて、さっぱりして欲しい。みんなが好きなものを作るんじゃなくて、私が飲みたいビールを作りました」。
昨年末に「Otomoni」の運営会社からビール党の大島に商品開発のオファーが舞い込んだ。「ビールを一緒に作りませんかと言われ、プロデュースは初めてだったんで、探り探りで始まったんです。でも、私があまりにもビール好きで、こういうビールを作りたいと語りすぎて、あちらの方は若干引いていた」と笑う。
名義貸しのなんちゃってプロデュースではない。年始から毎週のように2~3時間の会議を重ね、和歌山県にある醸造所にも足を運び、樽やモルトを見て、話を聴き、自身が納得する味、飲みごたえにたどり着いた。「この醸造所の方々なら絶対においしいものができるなっていう確信が持てました。お店のプロデュースやブルワリーが限定で作った個性的なものがあるけれども、誰かのプロデュースのビールって聞いたことないですよね。だから、すごくラッキーだなと思っていて、いろいろ自由にやりたいなと思ったんですよね」。
シルドラというタイトルにもこだわった。「3時間話し合って、結局決まらなかったんです。シルドラは『ビールはパートナーでいてほしい』との思いを込めました。分かる人に届けばいいな、と思っています。この分かる人には分かるってのが好きなんですよね。語感の響きも爽やかでかわいらしい。フルーティーな炭酸アルコールのシードルにも音の響きを似せました」。
ラベルは、海、水、風といったイメージを伝え、デザイナーがラフを作成し、その中から、紫と水色を基調に、ビールやかんきつ系の爽やかさを表現。試飲は済ませているが、商品は目下、夏の販売に向け、醸造中だ。