【みら10】「久々に心が震えた」 部員たちに向けた桐沢の熱い一言に視聴者しびれる
木村拓哉が主演を務めるテレ朝木曜ドラマ「未来への10カウント」(午後9時)の第6話が19日に放送された。
生意気1年生・西条桃介にトラブル?
木村拓哉が主演を務めるテレ朝木曜ドラマ「未来への10カウント」(午後9時)の第6話が19日に放送された。
(以下、ドラマの内容に関する記述があります)
同作は、木村演じる“生きる希望を完全喪失している男”・桐沢祥吾が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで熱を取り戻し、再生していく青春スポーツドラマ。かつてボクシングの強豪だった松葉台高校で4冠達成という輝かしい功績を手にした桐沢。しかしその後度重なる不運に見舞われ、今はピザ屋の配達で食いつなぎ、完全に生きる希望を失っている。そんな桐沢を再生させるため、ボクシング部時代の親友・甲斐誠一郎(安田顕)は母校の前監督・芦屋賢三(柄本明)に相談し、桐沢を芦屋の後任に抜てきした。桐沢は教員免許をいかして政治経済の非常勤講師となり、弱小部と化したボクシング部を指導することに。
ボクシング部では関東大会に向け指導に熱が入る。パンチを当てないスパーリング=マスボクシングをしている最中、経験者で部内一の実力を持つ1年生・西条桃介(村上虹郎)のパンチが同じバンタム級の友部陸(佐久本宝)の目に当ってしまう。生意気な西条は謝るが、他の部員たちから責められるとムキになり、友部を「弱い」と見下した。
眼科で診察を受ける友部。幸い目は無傷だったが、「向いてないですよね……」と呟く。仮に試合に出られても、同じバンタム級に西条がいる限り勝てないと自信をなくす。「ボクシングおもしろい?」と問う桐沢に、まっすぐな視線で「はい」と答える友部。桐沢は「だったらボクシングを続けることを勧める」と言い、学生時代弱かった甲斐が努力してプロになったことを明かす。「最後は努力した奴が結果出すんだよ」と伝えた。
芦屋の娘で松葉台高校校長の大場麻琴(内田有紀)は、ボクシングの強豪・京明高校との練習試合を取りつけてくる。強豪相手に挑戦する気があるのは西条と水野あかり(山田杏奈)のみ。桐沢は、西条の存在と京明高校にひるむ他の部員たちを前に、西条とスパーリングを行う。最初こそ余裕を見せた西条だか、桐沢に力の差を見せつけられダウンする。驚く部員たちに桐沢は、「お前たちは『西条が強い』と思ってるから、1年なのに強く言えないんだろ」「西条もお前らと同じ高校生。練習すれば西条みたいになれるんだよ」と語りかける。努力して西条に追いつけば京明高校も怖くないといい、「最初っから諦めてんじゃねーよ。自分で勝手に限界作るな!」と励ました。やる気になった部員たちは自分で練習メニューを考えることに。出場メンバーは練習試合3日前に桐沢がスパーリングして決めるという。
メンバー決め当日。桐沢は1人で部員全員のスパーリング相手になる。1巡、2巡、3巡と延々と続き、桐沢も部員たちもへとへとに。しかし桐沢はまだ「次」と呼びかける。誰も手を挙げない中、「僕が行きます」と友部がリングに上がる。友部は疲れ果てながらも懸命に桐沢に挑み、ボディーを食らわせた。桐沢は出場メンバーに、玉乃井竜也(坂東龍汰)、水野、天津大地(阿久津仁愛)、そして友部を選んだ。試合に出場できなかった西条は、練習試合を欠席。道端で上級生とトラブルになってしまい……。
努力して試合出場を掴んだ友部に、SNS上では「友部やったね!最後までコーチに食らいついてたし」「友部くんの努力実ったね!」「友部くんの最後の一発、感動したなあ」と喜びのコメントが。また「『自分で勝手に限界作るな!』が響くよ~」「この言葉刺さった」「久々に心が震えました」と、桐沢の言葉に感動する視聴者も多く見られた。また西条のトラブルに「桃介くん?大丈夫かしら?」「桃介やめてーー!」といった声も挙がっている。