さだまさし、連続ドラマ初出演が決定 7月スタート「石子と羽男」で法律事務所の所長役

シンガー・ソングライターで小説家のさだまさしが、7月スタートのTBS系金曜ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(午後10時)に出演することが決定した。

さだまさし【写真:(C)TBS】
さだまさし【写真:(C)TBS】

有村架純と中村倫也がダブル主演のリーガル・エンターテインメント「石子と羽男」

 シンガー・ソングライターで小説家のさだまさしが、7月スタートのTBS系金曜ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(午後10時)に出演することが決定した。

 同ドラマは、4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒パラリーガル・石子(有村架純)と、1回で司法試験予備試験と司法試験に合格した高卒の弁護士・羽男(中村倫也)の“石羽コンビ”が、誰にでも起こりうる珍トラブルに挑む異色のリーガル・エンターテインメント。正反対のようでどこか似た者同士の2人が、さまざまなトラブルに挑む中で自らのコンプレックスに向き合い、成長していく姿をオリジナル脚本でコミカルに描く。

 さだが演じるのは、“石羽コンビ”が働く「潮法律事務所」の所長で弁護士の潮綿郎(うしお・わたろう)役。綿郎は弁護士であり潮法律事務所の所長。困っている人を放っておけない根っからのお人好しで、誰とでも友達になり、綿のようにふわふわとした性格。無料で相談を受けてしまうため、娘の石子からいつも小言を言われている。

 仕事上は上司ということやある事情から、石子からは敬語で話しかけられており、それに寂しさを感じることもしばしば。羽男を事務所にスカウトしたのは綿郎で、誰にも弱音を吐けない羽男が唯一、心を開く相手でもある。

 さだが醸し出す雰囲気が、本作にどのような風を吹き入れるのか、注目だ。

 さだまさしのコメントは以下の通り。

「連続ドラマに出させていただくのは初めてなので、どうしていいかまだ分からないでいるのですが、全部が新鮮で撮影現場のスタッフさんの動きを見ているだけで楽しいですね。スタジオに置いてある小道具を見たり、積んである本を読んで面白いこと書いてあるな、と感じたりしています。まだ誰にも具体的なことはお話ししていないので、(連続ドラマ出演を知ったみなさんは)きっと驚くと思います。有村架純さんのパパなんて羨ましがられるのではないかしら? 僕は、子どものころからとても好奇心が強くて、面白いなと思ったことはすぐやってみたいタイプ。この年になって新しいステージを与えられるというのは本当に幸せなことなので、『ここへおいでよ』と言ってくださったスタッフのみなさんのために、一生懸命できる限り、芝居は素人ですからへたくそですけど頑張ろうと思います。温かな小さな町の人情ドラマなので、安心して楽しんでいただけるかなと思います。僕も楽しみに参加させていただきます」

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