キングオブコント2022エントリー受付開始 蛙亭、かが屋ら注目コンビが意気込みコメント
2008年にスタートし、毎年TBSで決勝戦を生放送している“日本一のコント師”を決める大会「キングオブコント」。15回目となる22年大会のエントリー受付が19日からスタートした。
2回戦のネタ披露時間が2分から3分に変更
2008年にスタートし、毎年TBSで決勝戦を生放送している“日本一のコント師”を決める大会「キングオブコント」。15回目となる22年大会のエントリー受付が19日からスタートした。
昨年の大会では、優勝した空気階段が歴代最高得点をたたき出したほか、即席ユニットの参加が可能になり、「M-1グランプリ2020」準優勝の「おいでやすこが」をはじめ、チョコレートプラネットとシソンヌの「チョコンヌ」、間寛平と村上ショージによる「ヤギとひつじ」、片桐仁と青木さやかの「母と母」など多くのユニットが出場し話題を呼んだ。
今年も即席ユニットでの出場が可能となっているほか、よりコントの世界観を表現できるよう、2回戦のネタの披露時間が2分から3分に変更された。
そしてこのたび、いち早く出場を表明した芸人たちによる「エントリー表明記者会見」が開催された。注目コンビ「蛙亭」「そいつどいつ」「男性ブランコ」「かが屋」「うるとらブギーズ」の5組が集結し、今大会への思いと意気込みを述べた。また、昨年大会で男性ブランコと同率準優勝の「ザ・マミィ」からも出場表明のコメントが届いた。
○蛙亭
「相方の中野は今年結婚して、しかも最近10万円の靴も買って、まるで優勝しているような私生活ですが、私はキングオブコントでしっかり優勝したいので頑張りたいです。優勝賞金1000万円をもらったら、地元・宮崎で親にいい家を建ててあげたいです。(イワクラ)
「僕は大型免許を取ってハーレーを買って、それで全国ツアーを回りたいです(笑)」(中野周平)
「ライバルは、前にユニットライブも一緒にやったことがあるニッポンの社長さんとロングコートダディさんですね。昨年は同期の空気階段が目の前で優勝して『かっこいいな』って思いましたし、優勝はできなかったんですけど『ナイストップバッター』とかいろいろ褒めていただいたので……去年の勢いのまま、今年は絶対優勝します!」
○そいつどいつ
市川刺身(左)
松本竹馬(右)
「去年優勝した空気階段さんは高円寺で一緒に頑張ってきた先輩で……優勝したとき、商店街に『高円寺芸人 鈴木もぐらさん おめでとう』って垂れ幕がかかったんですけど、あれはもともと僕が商店街の人と『僕が優勝したら垂れ幕を立てます』って言ってたんです。優勝したのが同じ高円寺芸人のもぐらさんだったばっかりに……全部張り直してました(笑)」(市川刺身)
「前回8位という結果に終わってしまったんで……今年はキングオブコントに優勝するためのライブっていうのを始めて、新ネタは仕上がってますよ! あと去年は事前番組でダウンタウンの松本人志さんに『そいつどいつは前から知ってて面白い』って言われて……松本さんが面白いって言ってくれているってことに満足しちゃったんで、今年はそれに満足しないよう頑張りたいです(笑)」
○男性ブランコ
「去年準優勝したことで多くの方に存在を知っていただけて、大変ありがたく思います。『ラヴィット!』にも出演させていただき、引っ越し企画の流れで高い買い物もさせていただきました。自腹ですが(笑)。キングオブコントは昨年の準優勝者が翌年最下位になるというジンクスがあるようですが、そこは同じく準優勝だったザ・マミィに徹底的に押し付けたいと思います(笑)」
○かが屋
「去年セミファイナリストだったにも関わらず、このような舞台に呼んでいただきありがたいです。日頃の行いがいいので呼んでいただけたのだと思います。去年はテレビで決勝を見て、号泣しておりました。敗退した後に小説を出し、みんなからおめでとうと言われたことですごく癒されました。今年も負けたら、またもう一冊出すかもしれません(笑)」(加賀翔)
「大きな声を出せるように、コンビでボイトレに週一で通っております。やはり、どぶろっくさんとかめちゃくちゃいい声でおもしろいので。今年は、本当に一生懸命頑張ります」
○うるとらブギーズ
「去年は本当に悔しくて、それから今年のキングオブコントに向けてコントを作りまくっています。3年連続で決勝進出できているのですが、優勝したいという気持ちは年々強くなっており、今年こそは絶対優勝したいです! それでキングオブコントを卒業できればと思います(笑)。ライバルはななまがりですね。単独ライブ2日間で4公演、28本の新ネタをやってました。負けてられません!」
○ザ・マミィ
「去年、男性ブランコさんと同率で準優勝させていただきまして、ラジオでどっちが真の準優勝か決めようとパンスト相撲をしてみたりしたのですが決着はつかずでした。今年は僕たちがぶっちぎりで優勝したいなと思っております。優勝して『キングオブコントの会』に出たい!あれ最高!」(林田洋平)
「去年、夢にまで見ていた決勝の舞台に立てて、芸人を志すきっかけになったゆうこりんさんにもお仕事でお会いできました。ぼくの夢は全てかない、これからは余生だと思っていましたが、相方の林田さんはいまだ飛び出した実家に帰れていません。次は、ぼくが林田さんの夢をかなえる番です。相方のためにも優勝します。とは言いつつも、ぼくはぼくで、準優勝で調子にのり、生活の質をあげたら借金が膨らんでいました。一撃で返すなら、やはりキングオブコント優勝しかございません。つべこべ言いましたが、お笑いが大好きなので全力で頑張ります!」(酒井貴士)