加藤浩次、孫正義氏のツイッターに「これまでの僕の考え方もすごく間違っていた」と言及
お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次が12日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」で、11日にソフトバンクグループの孫正義会長兼社長がツイッター上で簡易PCR検査を100万人に無償提供すると表明し、すぐに撤回した騒動に言及した。
「クラスターができて感染する可能性もあるということも考えておくべき」
お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次が12日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」で、11日にソフトバンクグループの孫正義会長兼社長がツイッター上で簡易PCR検査を100万人に無償提供すると表明し、すぐに撤回した騒動に言及した。
孫氏は、ネット上での批判を受け、投稿から2時間後に「評判悪いから、やめようかなあ」とトーンダウンした。
加藤は「これはやっぱりやらない方が良いですか?」とコメンテーターのKARADA内科クリニック五反田院長の佐藤昭裕氏に聞くと、佐藤氏は「疑わしい人、さらに重症化するリスクがある人たちに優先的に行うべき」との考えを示した。
加藤は「当初PCR検査、韓国ではいっぱいやっていて、じゃあ日本で何でできないんだって、僕なんかもこの番組で言いました。だから、たぶん僕なんかの考え方もすごく間違っていて、これ明らかだと思うんですが、やれば良いってものじゃないっていうことがわかってきた」と自戒を込めてコメント。
「そうなるとみんなが殺到してしまって、みんながいっぱいPCR検査受けたいんで『うわーっ』てなってしまうと、そこでクラスターができて感染する可能性もあるということですね」とこれまでの持論を撤回した。
簡易PCR検査を巡っては、新型コロナウイルスに感染していないのに陽性と判定されてしまう偽陽性の人が出る可能性が指摘されている。そうなった場合、かえって国民が混乱し、病院に人が殺到して医療崩壊につながるとの批判が相次いでいる。