世界で700万人のSNSフォロワー抱える21歳・大平修蔵 “美しすぎる謎のイケメン”の素顔
「留学の経験があるからこそ、物事や人々をフラットに見ることができています」
高校2年の時の1年間のニュージーランド留学が、行動力とグローバル感覚の原点だ。学校全体でアジア人は在籍していたが日本人は1人だけ、ホームステイながら自立心を鍛えるために携帯・ネット禁止の“スパルタ環境”だった。「最初、授業は先生たちが英語で言っていることが何も分からずにただ座っているだけ。1人で感傷的になり、勝手に孤独のような感情を抱え込んでしまいました。次第に、同級生から『どこから来たの?』『何の音楽が好き?』『どんなスポーツが好きなの?』と、僕のことを聞いてくれる友達が増えてきて、どんどん自分自身を開放していくことができました。英語をしゃべらないと生きていけない状況で、ものすごく勉強しました。何かをやってみようという行動力はいまにも生きています」。堪能な英語力を身に付けただけでなく、心も鍛えた。
それに、大事な物の見方を学んだ。「留学の経験があるからこそ、物事や人々をフラットに見ることができています。外国の人たちは僕の内側の部分を知って、理解しようとしてくれる人が多かったです。日本に帰ってきて思うことは、いまは特にSNSの時代なので、その人の外側しか見ないことが多いように感じています。その人がいいと言えば、その人について深く知ろうとせずに『いい』と思ってしまう。誰か偉い人がこうだと言えば、疑問に思わずに『そうなんだ』と思ってしまう。内側を知ろうとすることは大事だと思います」。ここ最近は人種差別の問題やSDGs(持続可能な開発目標)、ジェンダーレスについて勉強を進め、考えを深めているという。
内面からしっかり自立しており、社会人としても飛躍のステップを続けている。常に見据えているのは、世界で自身が躍動する姿だ。「エンターテインメントの世界で、この大平修蔵という人間がどうやったら唯一無二の存在になれて、誰かの心を動かせるような影響力のある人になれるのか。表現者のルーツとして役者、モデル、DJがある。そのためには、すべてにおいて世界基準になること。やるからには、わがままな人間なので、一番になりたいです」。
□大平修蔵(おおひら・しゅうぞう)2001年3月12日、神奈川県生まれ。SNS総数が世界中で約700万人を超えるフォロワー数を獲得。俳優として「泣くな研修医」「痴情の接吻」「会社は学校じゃねえんだよ2」『絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男シーズン2』などに出演。また、日テレ人気番組「アナザースカイ」に6/12(日)OAで出演が決定。モデルとしてLOUIS VUITTON2021でランウェイモデルに抜擢、続けてyoshio kuboファーストルックでパリコレデビューも果たす。ニュージーランドに留学経験もあり英語堪能。まさしく新世代世界基準のグローバルメンズアイコンである。