皇治、天心vs武尊は「300万円席で女の子に挟まれて」 YA-MAN―芦澤の大乱闘にも言及
“浪速のエンペラー”の異名を持つ皇治。7日には名古屋国際会議場イベントホールで「カケルホールディングス Presents HEAT50」に参戦。メインで元WPMF世界スーパーバンタム級王者のダウサゴンBANG BANG GYM(タイ)と闘うが、皇治といえば、とくに2020年の夏、K-1からRIZIN に主戦場を移した際、「武尊vs那須川天心の実現のために、少して゛も力になれば嬉しい」と発言していた。事実、それから2年を経ずに、 その闘いは「世紀の一戦」として現実化することに。皇治は今、何を思うのか。話を聞いた。
天心VS武尊のルールに対する見解
“浪速のエンペラー”の異名を持つ皇治。7日には名古屋国際会議場イベントホールで「カケルホールディングス Presents HEAT50」に参戦。メインで元WPMF世界スーパーバンタム級王者のダウサゴンBANG BANG GYM(タイ)と闘うが、皇治といえば、とくに2020年の夏、K-1からRIZIN に主戦場を移した際、「武尊vs那須川天心の実現のために、少して゛も力になれば嬉しい」と発言していた。事実、それから2年を経ずに、 その闘いは「世紀の一戦」として現実化することに。皇治は今、何を思うのか。話を聞いた。 (取材・文=“Show”大谷泰顕)
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――皇治さんは、天心VS武尊戦が実現すると聞いて、実際、どう思ったんですか?
「嬉しかったですよ。でも、俺が『武尊VS天心の実現のために、少しでも力になれば嬉しい』って言ったのは、武尊と天心の何かしらエネルギーになったり、実現まで話題になったり、他団体戦か゛できるように、みんなで動いて話題になって力になれたら嬉しいってだけなんですよね。俺がどうちゃら関係なしに素直に嬉しい。あの二人か゛求め続けて、やっと実現した試合なので、心から応援していますよ」
――とはいえ、「天心VS武尊を実現しないと」って口にしていたってことは、皇治さんには実現する予感があったってことなんじゃないかと。
「いや、予感はないですけど、必ずしないと立ち技のためにもあかんなって思っていましたけど、はい」
――実際、2020年10月には武尊選手に先駆けて、天心VS皇治戦が実現したわけですけど、試合後には「武尊のほうか゛天心より強い。二人と闘った俺には分かる」といったようなコメントをしています。
「それはね、あそこで俺が『天心のほうが強い』って言ったら盛り上がらないじゃないですか。あそこで俺が『武尊』って言ったことによって、『えー、実際やったらどうなん?』ってことになったと思うんですよ。やっぱりあの時は、『天心は強い。武尊は逃げてる』って状況で、あそこで俺が『天心が強い』って言ったら、『やっぱり武尊は逃げてるんや』って終わったと思うので、あそこで俺が『武尊』って言うことによって、多少なりには幻想を抱くじゃないけど、『やったらどうなるんどろうなー』ってなったと俺は思ってますけど」
――ちなみに皇治さんは、天心VS武尊戦当日はどこにいる予定ですか?
「東京ドームの300万円の最前列の席で、女の子を両側に座らせて、二人の肩を抱いているか、違うところで合コンしているか(笑)」
――その場合は都内にいそうですかね?
「いやあ、分からないです。全然分からないですけど。旅行に行っているかもしれないですし。殴り合ってる場合じゃないのて゛(笑)。でも、応援してますよ、あの二人に関してはね」
――どっちが勝ってほしいっていうのは?
「あー、まったくないですけど、どっちかがKOで負けてくれたら、俺の関節株上がりがあるので」
――関節株上がり・
「俺は倒れなかったみたいな(笑)」
――そういうことですね。
「どっちかが倒れたら面白いですね」