【正直不動産】舞台は9000万円超のタワマン 山下智久と倉科カナがバトル「訴える」
NHK総合で放送中のドラマ10「正直不動産」(毎週火曜、夜10時)の第5話「優しい嘘(うそ)」が3日に放送された。同作は「ビッグコミック」(小学館)で人気連載中の同名の原作コミックを主演・山下智久でドラマ化。不動産業界、そして家をめぐる人間模様を描く、痛快お仕事コメディー。
スパイの正体が判明? 視聴者「なにか事情あり?」
NHK総合で放送中のドラマ10「正直不動産」(毎週火曜、夜10時)の第5話「優しい嘘(うそ)」が3日に放送された。同作は「ビッグコミック」(小学館)で人気連載中の同名の原作コミックを主演・山下智久でドラマ化。不動産業界、そして家をめぐる人間模様を描く、痛快お仕事コメディー。
「正直不動産」の主人公で登坂不動産の営業マン・永瀬財地(山下)は、“嘘もいとわない”セールストークで営業成績No.1を維持し続ける、やり手の営業マン。だが、ある出来事がきっかけで嘘がつけない体になってしまうという物語。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
成約物件の破談が続き、社内にスパイがいることを疑う永瀬。ライバルのミネルヴァ不動産・花澤(倉科カナ)を呼び出して問いただすが認めるはずもない。一方、月下(福原遥)は両親の離婚で離ればなれになっていた父・昌也(加藤雅也)と8年ぶりに再会。転勤のため東京で物件探しをしていると聞き、父の物件を探そうと張り切る月下だったが、ある日、昌也はミネルヴァ不動産の強引な営業にあう。
昌也が内見に連れていかれたのは、9000万円超えタワーマンション。それを聞きつけた永瀬は「相場より高い」と指摘。さらに、築5年にもかかわらずリノベーションされていることから欠陥住宅ではないかと疑う。永瀬と月下は急いで昌也の元に向かい、間一髪のところで契約を阻止することに成功するが、永瀬は花澤に「欠陥住宅ではないか」「証拠はないがミネルヴァ不動産が悪徳不動産屋だということが十分な証拠」と言ってしまう。
そこで月下は、登坂不動産が用意したインスペクター(建物に欠陥がないか調査する業者)に依頼し、調査してもらうことに。永瀬の「欠陥住宅」発言を録音していた花澤は「問題がなかったら登坂不動産を訴える」と言い出す。しかし、後日改めて行われた調査で現れた町村は、ミネルヴァ不動産の息のかかったインスペクターだった。
町村は「物件に問題がない」と結論付けようとするが、永瀬は寝室の床板が緩んでいることに気づく。「数えきれないほどの物件を見てきた。この緩さは間違いなくなにかの欠陥がある」と主張する永瀬だが、町村は聞き入れようとしない。永瀬は町村に「インスペクターの仕事は家の欠陥を見つけるだけではなくその家で暮らす人の生活を守るためでは」と語りかける。
月下がフローリングをはがして調べると、浸水していたことが判明。町村も「フローリングの腐食で、床が抜けてもおかしくない」と指摘する。永瀬は「命の危険もあった。不動産屋を名乗る資格はない」と花澤を一喝する。
店に戻り、改めて物件探しをすると意気込む月下だが、昌也は何か言いたげな様子。昌也からあらかじめ相談を受けていた永瀬は、昌也が再婚すること、そのための家を探していることを話してしまう。月下はとっさに「なんとなく知っていた」と嘘をつき、「お父さんが幸せになれる家に住んでほしい」と昌也の背中を押す。
一方、社内にいるスパイを探っていた永瀬は、深夜に会社にしのびこんでPCを立ち上げている人物が桐山(市原隼人)だと突き止める。さらに、桐山がミネルヴァ不動産の社長・鵤(高橋克典)と一緒に車に乗り込み、走り去る姿を目撃。衝撃の展開に、視聴者は「やっぱり桐山かよ」「桐山さん…ショック」「やっぱりなと思いつつ違ってたらいいなと思って見てた」「なにか事情あり?」と様々な声が寄せられていた。