“究極の予算削減”ドラマを放送 シュールすぎる演出、壮大な伏線回収に視聴者も呆然【ネタバレあり】
奇想天外な企画の数々で話題沸騰中のフジテレビ深夜バラエティー「ここにタイトルを入力」。全6回中の第4回目となった2日深夜の放送は、これまでのテイストとは大きく異なるものだった。シュールすぎる展開、斜め上からの“伏線回収”……。これには視聴者も笑うしかなかった。
水谷果穂、稲葉友らが出演の“ガチドラマ”を放送?
奇想天外な企画の数々で話題沸騰中のフジテレビ深夜バラエティー「ここにタイトルを入力」。全6回中の第4回目となった2日深夜の放送は、これまでのテイストとは大きく異なるものだった。シュールすぎる展開、斜め上からの“伏線回収”……。これには視聴者も笑うしかなかった。
同番組は2021年11月と12月に深夜のチャレンジ枠で2度放送。ぶっ飛んだ企画の数々がにわかに注目を集めていた。そんな「ここにタイトルを入力」が月曜PLUS枠で6週連続で放送されている。入社2年目(現在は3年目)の若手ディレクターが企画したことでも話題の同番組の4週目が2日に放送された。
(※以下、番組の内容に関する記述があります)
今回はドラマ「足りない世界で愛を描く。」を放送。ストーリー自体は、仕事に恋愛にと奮闘する女性を主人公にしたごくごく普通のドラマだった。キャストも主演に水谷果穂、相手役に稲葉友、さらには工藤美桜や田中要次らも出演するという“ガチ”っぷりだ。
しかし、このドラマにはおかしな点が多数……。画面左上には常に“体力ゲージ”のようなものが配置されていた。ドラマ内で予算がかかるシーンが映るたびに減少するゲージ。
高級レストランでは料理が盛られていない空の皿で“エア食事”、主人公のシャワーシーンでは水圧が極端に弱く、最初はリムジンだった乗り物が気付けば自転車の2人乗りに。雨シーンは横から人口の“放水”、そして虹は紙に描いた絵、さらには衣装が用意できず身ぐるみを剥がされる役者陣……。終いにはキャストのギャラ予算が無くなってしまったのか、出演者がプリントされた等身大パネルで物語は締めくくられた。
俳優陣は、ドラマ進行するに連れて劣化する撮影現場の異変は気にせずに真剣な演技を続ける。その光景も実にシュールだった。
ドラマ内でもストーリーに沿った「予算大丈夫か?」のせりふに「工夫次第でなんとでもなりますよ!」と力強く答えた水谷。ドラマタイトル「足りない世界で愛を描く。」も「(予算が)足りない世界で愛を描く。」ということだったのだろうか……。
番組最後には「予算が最後まで持つかなって感じなんですけど」とプロデューサーに電話でボヤく番組スタッフの映像も。「見積もりをオンエアで分かるようにしておきます」と言い残して番組は終わった。
左上のゲージが予算の見積もりだったという伏線回収。説明もなく急に始まったドラマに番組序盤には「何の説明もなくドラマ始まって草」「まさかのドラマ」と視聴者も困惑。しかし、徐々に明らかとなるのシュールすぎる展開に「意味不明すぎて笑い止まらんw」「とにかく衝撃…」「深夜にやられたら爆笑するしかない笑」「フジテレビの希望なので頑張って欲しい」「今回もすげーなあ」などと驚きの声があがっている。