【鎌倉殿の13人】義経「壇ノ浦の戦い」で大活躍 強い弟の姿に揺れ動く頼朝の心情

俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じ、三谷幸喜氏が脚本を手掛けるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第17回では、源頼朝(大泉洋)の命令で義仲(青木崇高)の嫡男・義高(市川染五郎)が殺された。これに怒った政子(小池栄子)の「断じて許しません」の一言で、今度は義高を殺した御家人が殺されるなど恐ろしい鎌倉が描かれた。気になる8日に放送される第18回の見どころを探った。

平家軍を追い込む義経(左=菅田将暉)と弁慶(佳久創)ら【写真:(C)NHK】
平家軍を追い込む義経(左=菅田将暉)と弁慶(佳久創)ら【写真:(C)NHK】

小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHK大河ドラマ、第18回の見どころを探る

 俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じ、三谷幸喜氏が脚本を手掛けるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第17回では、源頼朝(大泉洋)の命令で義仲(青木崇高)の嫡男・義高(市川染五郎)が殺された。これに怒った政子(小池栄子)の「断じて許しません」の一言で、今度は義高を殺した御家人が殺されるなど恐ろしい鎌倉が描かれた。気になる8日に放送される第18回の見どころを探った。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、源平合戦が苛烈さを増していく展開になるという。必死の抵抗をみせる平宗盛(小泉孝太郎)率いる平家軍に対し、頼朝は義経(菅田将暉)に四国、範頼(迫田孝也)に九州を攻めさせ、逃げ道をふさぎにかかる。しかし、範頼軍は周防で足止めをくらい、義時・三浦義村(山本耕史)らが状況の打開に奔走するという。一方の義経軍も、後白河法皇(西田敏行)の命により摂津から動けずにいた。そんな中、梶原景時(中村獅童)の献策を一蹴した義経が……。という展開とされる。

 第17回の放送後の次回予告の映像によると、第18回のサブタイトルは「壇ノ浦で舞った男」。義経が「壇ノ浦の戦い」で舞うように戦い、敵を倒す活躍ぶりが映し出された。さらに頼朝の「やつを決して御所に入れてはならぬ」という言葉に続き、義経の「この先、私は誰と戦えばよいのか」という言葉も。番組の公式サイトでは、ナレーションで「源平最終決戦。長い戦いが終止符を打つ」と紹介された。

 第18回は平家滅亡につながる「壇ノ浦の戦い」における義経の活躍ぶりが描かれるようだ。サブタイトルにあるように、まさに舞うように戦って敵を倒す映像は合戦シーンの見どころの一つだろう。ただ、これまで頼朝は自身を脅かす可能性のある人物は、たとえ謀反の意思が無く、味方として支えてきた人物であっても命を奪うなどして排除してきた。強すぎる義経に対する頼朝の対応、同時に、兄・頼朝に対する義経の心情にも注目したい。

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