蒼木陣、30代は「もっと色気出したい」 歌唱力向上も“課題”「歌で人を魅了したい」
ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズンで注目を集め、2019年舞台「『刀剣乱舞』維伝朧の志士たち」では単独座長を務め、「フランケンシュタイン-cry for the moon-」などにも出演してきた蒼木陣(29)。26日に30歳を迎える彼に、節目を迎えた心境と今後について話を聞いた。
蒼木陣、30代は歌を「頑張りたい」
ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズンで注目を集め、2019年舞台「『刀剣乱舞』維伝朧の志士たち」では単独座長を務め、「フランケンシュタイン-cry for the moon-」などにも出演してきた蒼木陣(29)。26日に30歳を迎える彼に、節目を迎えた心境と今後について話を聞いた。(取材・文=竹之内梨佐)
――30歳のバースデーイベントでは殺陣を披露しましたね。
「作品で出会って、気づけばやらせてもらうことが多くて……。体を動かすことが大好きなので、よりうまくなりたいという追求心があります。最初は基礎だけ教えてもらって、家に帰って近くの公園で何時間も刀を振って、動画を自分で撮ってみて、稽古してを繰り返して、刀と仲良くなりましたね。その成果をみてもらえるのが今回のバースデーイベントですね」
――30歳の節目を迎える心境はどうですか。
「大きな節目感が今は強いので、もっと色気出したいなとか期待が大きい。20代の間にいろんな現場でいろんな人と出会って、現場で土台をつくっていろんな景色をみて感謝をし続けることは変えずにいきたい」
――今後挑戦してみたい役はありますか。
「どちらかというと明るい役のほうが自分に近いけど、影がある役とかも増えていてけいこから苦戦するんですけど、悩むぶん、終わったあとの達成感があるので、自分にないものを持っている役と出会いたいな」
――挑戦してみたいことはありますか。
「歌ですね。イベントでも歌ったんですけど、30代になってひとつの目標として自分の武器と言えるくらいに持って行きたくて……。歌で人を魅了したいので、頑張ります(笑)」
――7月には、音楽劇「『クラウディア』produced by 地球ゴージャス」にも出演が決まっていますね。
「オーディションで取れたお仕事で、リアルタイムの実力をみて合格をもらえているだろうから、やっぱりうれしい。20歳で上京した時に知り合いから『見とけ!』って、渡されたDVDが地球ゴージャスさんの『海盗セブン』で、歌、ダンス、芝居どれとっても超一流! このコンテンツに出てみたいと思っていたので、合格の話をもらえたとき、うれしかったですね」
――どんな人に見に来てほしいですか。
「音楽劇なので、歌はあると思うので、歌を特に頑張ります(笑)。見に来てください!」
□蒼木陣(あおき・じん)1992年5月26日生まれ。2013年に俳優デビュー。主な出演作品として舞台「魔界転生」「忠臣蔵討入・る祭」「タンブリング」「フランケンシュタイン-cry for the moon-」「令和千本桜~義経と弁慶」、19年「刀剣乱舞」シリーズでは初主演を務める。22年7月には音楽劇「『クラウディア』produced by 地球ゴージャス」の出演を控えている。