ボクシングの元世界ヘビー級王者モハメド・アリの孫であるニコ・アリ・ウォルシュ（米国）が4月30日（日本時間5月1日）、米ラスベガスでアレハンドロ・イバラ（米国）を1RKOで破り、デビューからの連勝を5（4KO）に伸ばした。

　強烈な左でぶっ倒した。1Rの終了間際だ。ウォルシュは左フックからの右の返しのストレートで顔面を打ち抜いた。もろに被弾したイバラは仰向けに大の字になった。

　衝撃的なKOで、これで昨年8月のデビューから5連勝。ミドル級の21歳が着実に歩みを進めている。

　米スポーツ専門局「ESPN Ringside」公式ツイッターが実際の動画を公開しているが、これに米ファンも熱狂。「美しい右だ」「ワォ！速いパンチだ」「なんというパンチだ！　モハメド・アリの遺伝子を受け継いでるね」などと反響が寄せられている。