【インビジブル】“磯ヶ谷”有岡大貴、致命的ミスからの挽回劇 視聴者もハラハラで見守る
俳優の高橋一生が主演を務めるTBS金曜ドラマ「インビジブル」(午後10時)の第3話が29日に放送された。
「演出家」の豪邸で見つけたのはナイフコレクション
俳優の高橋一生が主演を務めるTBS金曜ドラマ「インビジブル」(午後10時)の第3話が29日に放送された。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
同作は、高橋演じる刑事・志村貴文と女優の柴咲コウ演じる犯罪コーディネーター・キリコが異色のタッグを組む犯罪エンターテインメント。「正義」の代表である刑事と、「悪」の代表である犯罪コーディネーターが手を組み、世に知られていない本当の「正義」と見えざる「悪」の正体をあぶり出す。裏社会を牛耳り、あらゆる凶悪犯罪者たちの取引を仲介する“インビジブル”と呼ばれるキリコ。「警察が存在すら知らない凶悪犯“クリミナルズ”」の存在を明かし、これまでの未解決事件の情報を教える代わりに手を組むよう志村に取引を持ちかけた。
見知らぬ女性の殺人現場で目が覚め逮捕された志村。しかしそれは、次なる“クリミナルズ”をおびき寄せるためのキリコの罠だった。キリコによると、女性を殺してショーウィンドウに展示したのは「演出家」と呼ばれるクリミナルズで、遺体をアート作品に仕上げて展示するのが趣味だという。さらに、キリコは「演出家」が同じ依頼人から次の殺害を請け負っていることを予告。「演出家」を捕らえるためにわざと志村を容疑者として逮捕した。
キリコの知人でハッカーのラビアンローズ(DAIGO)の調査により、「演出家」が銀座に現れる可能性が明らかになった。警察は銀座中に捜査員を配備。銀座プラリスビルの地下駐車場で怪しいワゴン車を発見し、現場に一番近い磯ヶ谷潔(有岡大貴)に指示を出すも、磯ヶ谷はトイレに行き無線を外していた。慌てて現場に向かう磯ヶ谷は、「演出家」と思わしき人物から攻撃され、取り逃がしてしまう。
磯ヶ谷は自分の失敗の責任をとるために、唯一「演出家」を見た者として捜査に同行したいと志村に願う。「演出家」が漂わせる甘い香りから、限られた人しか入手できない高級ドラッグの顧客リストをたどった志村と磯ヶ谷は、天野太一(要潤)という男の自宅へ向かった。豪邸の中に飾られていたナイフのコレクションを眺めていた志村は、突然天野に襲われる。「あなた、私の作品を奪った人ですね」と静かに怒る天野。天野こそ「演出家」だった。磯ヶ谷と2人がかりで応戦しても強靭な天野に歯が立たない。2人は苦肉の策で天野をプールに落とし感電させた。志村は息を吹き返した天野の逮捕を磯ヶ谷に任せ、磯ヶ谷は汚名を返上した。
致命的なミスをしたものの「演出家」逮捕に貢献した磯ヶ谷に、ハラハラさせられた視聴者が続出。SNS上では、「中盤『なにやってんだ磯ヶ谷!』だったけど、だんだんかっこよくなる磯ヶ谷くん魅力たっぷりすぎて沼……」「一度は犯人を逃してしまったけれど、責任感と強い意志で志村さんに助けられながら、見事逮捕できて良かったね」「失敗しちゃって落ち込んでるのも、挽回しようとがんばってるのも可愛かったな」とコメントが挙がった。
また終盤でキリコは志村に、「『演出家』は裏の世界でナイフのデザイナーをしている」と伝える。3年前の通り魔事件で志村の後輩・安野慎吾(平埜生成)の命を奪った武器もナイフだったが、天野のナイフコレクションの中に安野殺害のナイフは入っていなかった。キリコは安野を殺害した通り魔犯人が「じきに現れる」と告げる。ラストシーンでは黒いフードを被った謎の人物が、安野殺害と同型のナイフを持って現れた。SNS上では「例のナイフ!」「わぁー!探してたナイフ!」と反応が見られた。