木村拓哉が主演を務めるテレ朝木曜ドラマ「未来への10カウント」（午後9時）の第3話が28日に放送された。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　同作は、木村演じる“生きる希望を完全喪失している男・桐沢祥吾”が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで熱を取り戻し、再生していく青春スポーツドラマ。かつてボクシングの強豪だった松葉台高校で4冠達成という輝かしい功績を手にした桐沢。しかしその後度重なる不運に見舞われ、今はピザ屋の配達で食いつなぎ、完全に生きる希望を失っている。そんな桐沢を再生させるため、ボクシング部時代の親友・甲斐誠一郎（安田顕）は母校の前監督・芦屋賢三（柄本明）に相談し、桐沢を芦屋の後任に抜てきした。桐沢は教員免許をいかして政治経済の非常勤講師となり、弱小部と化したボクシング部で2か月先のインターハイ予選を目指すことになった。

　第3話では桐沢とボクシング部顧問の折原葵（満島ひかり）の“ゆびきり”シーンが話題となった。

　ボクシング部唯一の女子部員・水野あかり（山田杏奈）は、元義父の暴力から母親を守るため、甲斐が経営するボクシングジムを訪れる。桐沢は水野の複雑な事情を理解し、元プロボクサーの甲斐から直々にボディーブローを習うことを許可した。

　そこに現れたのが折原。水野が実戦を見据えて練習していることを知り、許可した桐沢を問い詰める。折原は「桐沢先生の責任で、絶対けんかはさせないと約束できますか？」と小指を差し出し、“ゆびきり”しようとする。「できます」と答える桐沢に、折原は“ゆびきり”するようにさらに小指を突き出してきた。観念した桐沢は小指を絡めて“ゆびきり”する。折原は“ゆびきり”したまま桐沢を見つめ、「もう一人で勝手なことしないで」と念を押した。

　突然の“ゆびきり”シーンに視聴者も興奮。SNS上では「ゆびきりさせられてる（笑）
」「やだ！ちょっと！ゆびきりしてる！」「え？恋の予感？」「大人のゆびきりキュンとしちゃう！」といったコメントが続々と上がった。また折原がまるで子どもや生徒に言い聞かせるような話し方だったことから、「言い聞かせる折原先生のママみｗ」「もう仕草がママなんよ」といったコメントも見られた。