人気アイドルグループ「AKB48」が29日、東京・秋葉原のAKB48劇場で浅井チームB「アイドルの夜明け」公演の公開ゲネプロを行った。

　昨年末の組閣で新チームが発足し、この日が新生チームBにとって初めての公演。この日はキャプテンの浅井七海、石綿星南、稲垣香織、大盛真歩、坂口渚沙、佐藤美波、徳永羚海、左伴彩佳が出演した。

　新キャプテンの浅井は「チームBと言えばアイドルの印象があると思う。それにぴったりなメンバーが集まっている」と自信を見せ、「セットリストにはヤンキーっぽかったり、おちゃらけた曲もある。かわいいを全面に押し出して、『チームBが一番かわいいね』と言ってもらいたいけど、かわいいだけじゃないんだぞというところも表現して見せていきたい」と意気込んだ。

「アイドルの夜明け」公演をチームBが上演するのは10年4月の同公演千秋楽以来。レッスン中は、当時のオリジナルメンバーで、現在もチームBに在籍している柏木由紀からアドバイスも送られたと言う。浅井は「ゆきりんさんもたくさんレッスンに参加してくださった。オリジナルメンバーさんから教えていただける経験はなかなかないので、（レッスンの）動画を撮ってゆきりんさんに送って相談したり。オリジナルを忠実にやっていきたい」と柏木に感謝した。

　この日の出演メンバーで、ただ1人旧チームBから残留した大盛は、旧チームとの違いについて「スピードが……」とぽつり。「着替えるスピードとか、ご飯を食べるスピードとかが全然違う。岩立（沙穂）チームBはほのぼのした日常がずっと続いているみたいだったけど、浅井チームBはシャキシャキしていて、背筋がピンとなる」と話した。

　さらに大盛は「まだ完全に仲良くなりきれていないけど、（旧チームBは）最数的に先輩後輩関係なく、全員友だちみたいだった。浅井チームBのみんなとどういう関係になっていけるのか、すごく楽しみです」と声を弾ませていた。

【4.29　浅井チームB「アイドルの夜明け」公演セットリスト】

Overture
M1　アイドルの夜明け
M2　みなさんもご一緒に
M3　春一番が吹く頃
M4　拳の正義
＜MC＞
M5　残念少女（稲垣、坂口、徳永）
M6　口移しのチョコレート（石綿、大盛、左伴）
M7　片思いの対角線（浅井、佐藤、徳永）
M8　天国野郎（石綿、稲垣、大盛、左伴）
M9　愛しきナターシャ（浅井、坂口、佐藤）
＜MC＞
M10　女子高生はやめられない
M11　好きと言えばよかった
M12　そばかすのキス
＜MC＞
M13　タンポポの決心

～アンコール～
EN1　B Stars
EN2　横須賀カーブ
＜MC＞
EN3　アリガトウ