【やんごとなき一族】石黒賢、16年ぶり木曜劇場出演「少しでもユーモアを感じさせたい」
俳優の石黒賢が、土屋太鳳主演のフジテレビ系木曜劇場「やんごとなき一族」(午後10時)の第3話(5月5日)に出演することが決定した。木曜劇場への出演は16年振りとなる。
一大プロジェクトのキーマンを演じる
俳優の石黒賢が、土屋太鳳主演のフジテレビ系木曜劇場「やんごとなき一族」(午後10時)の第3話(5月5日)に出演することが決定した。木曜劇場への出演は16年振りとなる。
同ドラマは、庶民の家庭から上流社会の一家に嫁ぐことになった主人公・篠原佐都(土屋)が、理不尽な家のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻ろうされながらも、松下洸平演じる夫・深山健太とともに真正面から立ち向かい奮闘する“アフター・シンデレラ・ストーリー”を描く。原作は現在「Kiss」(講談社)で連載中の、こやまゆかり作の同名コミックだ。
石黒が演じるのは、深山家の三男・大介(だいすけ/渡邊圭祐)の妻で佐都の義妹・リツコ(松本妃代)の父である万野誠(ばんの・まこと)。万野は、民宿を営んでいた実家を急成長させ、一代で日本一のホテルチェーン「ザラスホテルグループ」を創り上げたすご腕の経営者であり、深山家の親戚として当主の圭一(けいいち/石橋凌)とも懇意にしている人物。そして、深山グループの一員となった健太にとって初仕事となる、新たなホテルプロジェクトのカギを握る存在でもある。また、娘のリツコが深山家に嫁いだことは、彼や万野家にとって大きな意味があるようで……。
演じる石黒は1983年にデビューし、数多くの映画に出演してきたほか、テレビドラマでも数々の話題作に出演。俳優業のみならず、情報番組でコメンテーターを務めるなど、マルチに活躍している。石黒が木曜劇場に出演するのは「不信のとき~ウーマン・ウォーズ~」(2006年7月期/フジテレビ系)以来、16年ぶりとなる。
今回の出演について石黒は、「漫画原作という話を聞いたとき、役者の芝居も含めて、リアリティーを度外視して振り切れた作品になれば、きっと面白いんじゃないかなと感じました。今回私は万野役を演じますが、いつも役を演じる時は、“どんな役をやっても、そこに少しでもユーモアを感じさせたい”というふうに心がけているので、そういったところも出していけたらと思っています」と意気込んだ。
続けて、「コロナ禍でつらいことが多い世の中ではありますが、皆さんがこのドラマを見て、いい息抜きになってもらえるとうれしいです。翌日の朝、“よし! 今日も一日頑張ろう!”という気持ちになってもらえるような楽しい作品をお届けします」とコメントした。