上野樹里、NYフェスティバル演技部門で銅賞受賞 フジ「監察医 朝顔」での演技に評価

国際メディアコンクール、ニューヨーク・フェスティバルの最終結果が、日本時間27日に発表され、ドラマ部門で「監察医 朝顔」、演技部門では女優・上野樹里がそれぞれ銅賞を受賞、さらにドキュメンタリー・Human Concerns(普遍的関心)部門で「ザ・ノンフィクション ボクと父ちゃんの記憶~家族の思い出 別れの時~」、ドキュメンタリー・Social Issues(社会問題)部門で「ザ・ノンフィクション あの日妹を殺されて~罪を憎む男が選んだ道~」がそれぞれ銅賞を受賞した。また、「密着!中村屋ファミリー 父から子へ…受け継がれる『連獅子』涙の猛稽古SP」「ザ・ノンフィクション 奇跡の夏に輝いて~ピュアにダンス 侍寺家の18年~」の2番組が入賞を果たした。

上野樹里【写真:(C)フジテレビ】
上野樹里【写真:(C)フジテレビ】

「ザ・ノンフィクション」も2作品が銅賞を受賞

 国際メディアコンクール、ニューヨーク・フェスティバルの最終結果が、日本時間27日に発表され、ドラマ部門で「監察医 朝顔」、演技部門では女優・上野樹里がそれぞれ銅賞を受賞、さらにドキュメンタリー・Human Concerns(普遍的関心)部門で「ザ・ノンフィクション ボクと父ちゃんの記憶~家族の思い出 別れの時~」、ドキュメンタリー・Social Issues(社会問題)部門で「ザ・ノンフィクション あの日妹を殺されて~罪を憎む男が選んだ道~」がそれぞれ銅賞を受賞した。また、「密着!中村屋ファミリー 父から子へ…受け継がれる『連獅子』涙の猛稽古SP」「ザ・ノンフィクション 奇跡の夏に輝いて~ピュアにダンス 侍寺家の18年~」の2番組が入賞を果たした。

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 1957年に発足したニューヨーク・フェスティバルは、テレビ番組・映画・ラジオ・広告・インターネットなど、あらゆるジャンルの映像作品を審査・表彰する国際的なコンクール。また1990年より国連から審査員を招き、国連の理念と取り組みに合致した作品を協働して選出するUNDGC賞(国連グローバルコミュニケーション賞)も設立している。昨年同様に新型コロナウイルスの世界的感染拡大を受けて今年も授賞式は、ニューヨーク・フェスティバルのウェブサイト上で動画を公開するスタイルでの開催となった。今年も50カ国以上から多数の作品のエントリーがあり、優秀作品に金賞・銀賞・銅賞などが授与された。

「ザ・ノンフィクション」はニューヨーク・フェスティバルにおいて、2019年に「ザ・ノンフィクション 父を殺した母へ~無理心中から17年目の旅~」でドキュメンタリー・人物/伝記部門の銅賞、2020年は「ザ・ノンフィクション おじさん、ありがとう~ショウとタクマと熱血和尚~」でドキュメンタリー・宗教哲学部門の銀賞と国連グローバル・コミュニケーション(UNDGC)賞の銅賞を獲得、昨年は「ザ・ノンフィクション 花子と先生の18年~人生を変えた犬~」がドキュメンタリー・人物/伝記部門の銅賞を獲得しており、今年で4年連続での受賞となった。ドラマ部門では、「監察医 朝顔」が、2019年に銅賞を受賞した「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」以来の3年ぶりの受賞。さらに今回、上野が同ドラマでの演技が評価されて、演技部門で銅賞を獲得した。

 コメントは以下の通り。

○上野樹里
「世界的な賞を授賞させていただいたことを、大変光栄に思います。ありがとうございます。この作品は、災害国である日本で、悲しみと向き合いながら直向きに生きる人々の心を丁寧に描いた作品です。原作では阪神淡路大震災、ドラマでは東日本大震災を背景に描かれています。原作を元に、今を生きる人々へ、テーマやメッセージを新たに加えてドラマは作られていきました。今は亡き命から祈りのような願いや、声にならない思いを溢(あふ)れるほど背中に感じながら、作品に込められたらなと思い演じていました。国境を超えてすべての方に、命の尊さを少しでも伝えられたらうれしく思います」

○「監察医 朝顔」プロデューサー:金城綾香(フジテレビ第一制作部)
「このような賞をいただけて、光栄ですしうれしいです。2021年は、東日本大震災から10年の節目で、法医学と災害に向き合ってきたこのドラマにとっては、このタイミングで制作できたのが奇跡のようなことでした。コロナ禍の中、力を尽くしてくれた全てのスタッフ、上野樹里さんはじめとするキャスト、東北で取材にご協力くださった皆さんに感謝します。長く続けられるシリーズにしたいと思います」

○「ザ・ノンフィクション」チーフプロデューサー:西村陽次郎(フジテレビ情報企画開発部)
「4年連続受賞のうれしい知らせと共に、初めてとなる2作品同時受賞という誇らしい記録にもなりました。いずれも放送時に高い視聴率と大きな反響を得た作品が、世界でも高い評価を得たことを本当にうれしく思います。これからも日本のドキュメンタリー番組、『ザ・ノンフィクション』が世界に通じることを示すべく、魅力的な番組を作り続けていきたいと思います」

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