二宮和也が主演を務めるTBS日曜ドラマ「マイファミリー」（午後9時）の第3話が24日に放送された。

（以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　同作は、二宮演じるゲーム会社の社長・鳴沢温人（なるさわ・はると）と多部未華子演じる妻・未知留（みちる）が、娘を誘拐されたことから絆を試されるノンストップファミリーエンターテインメント。「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」のCEOで、“ゲーム業界の新時代を築く男”としてもてはやされている温人と、セレブ妻として注目されSNSのフォロワーが1万人を超える未知留。一人娘の友果（大島美優）と3人で湘南・鎌倉の豪邸で生活しているが、実は夫婦の仲は冷めきっていた。ある時、温人のもとに「友果さんを誘拐した」と電話が。犯人の要求は身代金5億円と警察の排除。温人と未知留は警察を排除することを決意し、娘を取り戻すため2人で犯人に立ち向かう。

　温人と未知留は、大学時代の友人で元警察官の東堂樹生（濱田岳）と弁護士の三輪碧（賀来賢人）の協力のもと、警察を排除することに成功。しかし警察は未知留の父・牧村正文（大友康平）と温人の母・鳴沢麻由美（神野三鈴）に協力を依頼し、2人に小型盗聴器を持たせていた。

　温人と未知留は、警察の追跡をまきながら犯人にお金を渡すため、温人の会社のゲームアプリ内でチャットを使い連絡をとることを提案。さらに受け渡しは正文と麻由美が行うことに。提案を受け入れた犯人はチャットで指示を出し、正文と麻由美は受け渡し場所の駐車場屋上に向かった。指示通り5億円を路上の軽トラックの荷台に落とすと、軽トラはすぐに走り出し、犯人は友果の居場所と思われる住所を伝えてきた。

　正文たちから連絡を受けた未知留と三輪は、すぐに友果の居場所に向かう。盗聴と監視ですべてを把握している警察も同じく乗り込むが、そこに友果の姿はなく、軽トラを運転していた男がいた。警察に取り押さえられた男は、犯人の指示でお金を受け取っていただけだった。さらに警察が乗り込む状況をライブ配信しており、警察の関与を確認した犯人は「友果さんを殺します」と告げた。

　その頃、温人と東堂は警察から逃れ、山奥の古びた家屋にいた。この場所こそ犯人と友果の隠れ家だった。温人は正文と麻由美が警察に協力していることに気づき、最初から嘘の計画を聞かせていた。ゲームの“すれ違い通信”機能を使用し、犯人の居場所を突き止めたのだった。温人は「友果さえ無事に戻ってくれば俺はあなたを追わない」と誓い、無事に友果を取り戻した。犯人を取り逃がした神奈川県警捜査一課警部の葛城圭史（玉木宏）は、温人に「ホシ（犯人）を野放しにしたことをあなたは必ず後悔する」と伝えた。

　無事に友果が帰還し、SNS上では「無事でよかった！」と安堵の声が。さらに第3話にして早くも誘拐事件が解決したことから、「最終回（笑）？」「最終回ばりの感動」といったコメントも見られた。

　またラストシーンでは誘拐事件から約1年が経過。突然、温人がひざまずいてうなだれ、「なんでこうなるんだよー」と叫ぶ姿が映し出された。謎すぎる状況に「何がーー?」「どうなるんだよー」「1年後に何が起こるんだよ……」「ちょっと待ってまた誘拐されるの？」「予想外過ぎる展開」と視聴者に困惑が広がっている。