【POUND STORM】カナダで服役経験のある宇佐美秀メイソンが1対2の判定負け LDH勢は2連敗

宇佐美秀メイソン(EXFIGHT)がスソン(KRAZY BEE)に1対2の判定負けを喫した。

宇佐美秀メイソンが1対2の判定負け(右)【写真:山口比佐夫】
宇佐美秀メイソンが1対2の判定負け(右)【写真:山口比佐夫】

「POUND STORM」第2試合

格闘技イベント「POUND STORM(パウンドストーム)」(2022年4月24日、両国国技館)フェザー級、5分3R

 宇佐美秀メイソン(EXFIGHT)がスソン(KRAZY BEE)に1対2の判定負けを喫した。

 誰が見てももう立つことができないと思うほど体力を消耗している。3R以降は格闘技というよりも気持ちのぶつかり合いだった。

 1R、序盤に宇佐美はスソンの右フックをいきなり被弾。ダウンを許した。グラウンド攻撃をい受けるもエスケープ。終了間際には鼻から出血をしていた。

 2R、ボクシングの距離で攻めるもスソンのMMA能力に苦戦する。ローブロー中には兄・パトリックとアイコンタクトでコミュニケーションを取る姿もあった。その後もスソンのボディー膝蹴り、斜めローキックを正面から受ける。手数では明らかに下回っていた。

 3R、メイソンは左ストレートから入る。気持ちは切れていない。ワンツー、リードボディーを繰り出していく。スソンの膝蹴りをもらえば負けじと打撃を返していく。スタミナは完全に切れている。メイソンのボディーが火を噴くも倒すまでに至らなかった。

 宇佐美メイソンは、「LDH FIGHTER BATTLE AUDITION」で注目を集め、プロMMA3連勝中のパトリックの実の弟。15歳から20歳までカナダで育ち、けんか・拳銃所持などで1年服役していた。兄と同じく空手・ボクシングの能力が高く、「LDH FIGHTER BATTLE AUDITION 2」でも打撃で圧倒。グラウンド戦にも適応できており、一次審査では三角絞めで一本を取っていた。

 LDH勢のトップバッター鈴木崇矢(EXFIGHT)は海飛(和術慧舟會HEARTS)に2R3分58秒でTKO負けを喫している。

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