【POUND STORM】17歳・鈴木崇矢、プロデビュー戦は2R3分58秒でTKO負け 相手の海飛は大流血

鈴木崇矢(EXFIGHT)が海飛(和術慧舟會HEARTS)に2R3分58秒でTKO負けを喫した。

鈴木崇矢(右)は海飛にTKO負けを喫した【写真:山口比佐夫】
鈴木崇矢(右)は海飛にTKO負けを喫した【写真:山口比佐夫】

「POUND STORM」第1試合

「EXILE」などが所属する芸能事務所LDHが仕掛ける、ライブと格闘技が融合した新たなイベント「POUND STORM(パウンドストーム)」(2022年4月24日、両国国技館)バンタム級、5分3R

 鈴木崇矢(EXFIGHT)が海飛(和術慧舟會HEARTS)に2R3分58秒でTKO負けを喫した。

 LDHファンの前で流血するほどの打ち合いを繰り広げた。

 1Rはスタンドの展開。ともにサウスポーの闘い。鈴木は序盤ミドルキックを当てていく。ガードは低く、海飛の右フック被弾しながらも前に出ていく。右フック左フック、ローキックと多彩な攻撃を見せた。

 2Rは防戦一方だった。ローブローによるタイムストップに救われた形だ。スタミナを消耗していたのか、打撃を出すよりも被弾する数が多くなった。タイムストップ後に息を吹き返す。ゴツンと大きな音がする左フックを2発、海飛に当てた。海飛の額、右耳付近から出血をしていた

 海飛が息を整えたところで形成逆転した。ケージ際で右フックが完全に鈴木の顎をとらえる。崩れたところを膝でもう1発追撃し、マットに沈めた。

 プロデビュー戦の鈴木は恋愛リアリティー番組「今日、好きになりました。」(ABEMA)にも出演経験のある17歳のファイターだ。第1回の「LDH FIGHTER BATTLE AUDITION」から参加しており、最終試合で平本蓮の弟・丈にTKO勝ち。最年少ながら最終選考まで残りLDHとの仮契約を手にしていた。今年2月のアマチュア戦では藤谷敦史にTKO勝ちを収めていた。

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