「VALORANT」世界大会、日本代表はグランドファイナル進出ならず 下馬評覆しベスト3の健闘
アイスランド・レイキャビクで行われているタクティカルFPSゲーム「VALORANT(ヴァロラント)」の世界大会「2022 VALORANT Champions Tour Stage 1 ― Masters Reykjavik」で、日本代表のZETA DIVISIONはOpTic Gaming(アメリカ)に0-3で敗れ、グランドファイナル進出はならなかった。
ZETA DIVISIONがOpTic Gamingと対戦し、0-3で敗戦
アイスランド・レイキャビクで行われているタクティカルFPSゲーム「VALORANT(ヴァロラント)」の世界大会「2022 VALORANT Champions Tour Stage 1 ― Masters Reykjavik」で、日本代表のZETA DIVISIONはOpTic Gaming(アメリカ)に0-3で敗れ、グランドファイナル進出はならなかった。
世界の各地域から勝ち上がった強豪12チームが集う世界大会。これまで日本勢は際立った実績を残すことができず、開幕前には“最弱”と揶揄されることもあったが、初戦のDRX(韓国)戦に敗れてから快進撃を継続。日本勢初のプレーオフ進出を果たし、G2 Esports(ドイツ)には敗れたものの、名門・Team Liquid(オランダ)、一度は敗れたDRX、さらに優勝候補・Paper Rex(シンガポール)を立て続けに撃破し、グランドファイナル進出を懸けた一戦にたどり着いた。
数々の歴史を塗り替えてきたZETAは試合前から笑顔にあふれ、緊張よりも楽しんでいる様子が伝わってきた。BO5(3セット先取)の1セット目は、勢いに乗るZETAが開幕から5ポイント先取するが、OpTicも一歩も退かずに盛り返してオーバータイム(延長戦)へ。粘り強く戦ったが、13-15で1セット目を奪われた。
2セット目は序盤こそ一進一退の攻防となったが、徐々にOpTicにペースを握られる展開。最後は6ポイントを連取され、0-2と追い込まれることとなった。
そして迎えた3セット目、安定した強さを見せつけるOpTicに徐々にポイントを離されていく。先行される展開を打破できず、8-13で落とした。
結果は0-3の敗戦。グランドファイナルを目の前に、ZETAの冒険は終わりを迎えることになったが、下馬評を覆しての3位という結果は胸を張るべきものだ。