【インビジブル】第2話 殺し屋を育てる“調教師”がターゲット 正体に視聴者戦慄
俳優の高橋一生が主演を務めるTBS金曜ドラマ「インビジブル」(午後10時)の第2話が22日に放送された。
ラストで衝撃展開「志村大丈夫かぁ!」
俳優の高橋一生が主演を務めるTBS金曜ドラマ「インビジブル」(午後10時)の第2話が22日に放送された。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
第2話では“調教師”と呼ばれる“クリミナルズ”が登場。その正体にSNS上では「まさかの……びっくり!」といった声が挙がった。
同作は、高橋演じる刑事・志村貴文と女優の柴咲コウ演じる犯罪コーディネーター・キリコが異色のタッグを組む犯罪エンターテインメント。「正義」の代表である刑事と、「悪」の代表である犯罪コーディネーターが手を組み、世に知られていない本当の「正義」と見えざる「悪」の正体をあぶり出す。
裏社会を牛耳り、あらゆる凶悪犯罪者たちの取引を仲介する“インビジブル”と呼ばれるキリコ。15日に放送された第1話でキリコは、「警察が存在すら知らない凶悪犯“クリミナルズ”」の存在を明かし、これまでの未解決事件の情報を教える代わりに手を組むよう志村に取引を持ちかけた。
警察は取引に応じ、キリコを保護監視処置に。キリコは警視庁がVIPの警護や極秘捜査に使う“民宿”と呼ばれる隠れ家に移送された。そんな中、山奥の土の中から6人分の人骨が発見される。調べると遺体は10代から20代の男女。さらに頸椎、こめかみ、心臓にはくぎが打ち込まれていた。
キリコによると、彼らを殺したのは“調教師”と呼ばれるクリミナルズ。殺されたのは全員、その“調教師”の教え子だという。“調教師”は素行不良で親から見捨てられた未成年に、優しい言葉と温かい食事を与え、心の隙間に入りこむ。“生きるすべ”と言って暗殺術を教えて“殺し屋”に調教し、自分は手を汚さずに法外な値段で教え子たちを現場に送り込むのだという。しかし、警察に疑われた教え子は容赦なく切り捨て処分するため、キリコは“調教師”を「最悪な犯罪者」と言い切った。キリコの話をもとに調べてみると、人骨として発見された若者たちはそれぞれ他の事件の殺人の被疑者だったが、行方不明となり未解決になっていた。
人骨を見つけた大学生たちが警察で事情聴取を受けていると、少年事件のエキスパートと呼ばれる人権派弁護士・福留智寿子(久本雅美)が駆けつけ、弁護を請け負うという。智寿子は問題を抱えた子どもの支援も行っていた。“調教師”の捜査のため少年院に向かった志村は、そこで奉仕活動をしている智寿子と再会する。智寿子も捜査の協力を申し出た。
捜査が進む中、“調教師”のアジトには28歳の福留奈保子(入山法子)という女性がいたことが明らかに。奈保子は智寿子の娘で、過去に傷害罪で少年院に入っていた。志村が智寿子に事情を聞くと、娘にはもう10年会っていないという。数年前に住所を聞いたというアパートを訪れると、奈保子は心臓にくぎを打たれて死んでいた。娘の死にショックを受け泣き崩れる智寿子だが、警察がいなくなると「バカだね。警察に見つかったあんたが悪いんだよ」と吐き捨てた。
“調教師”の正体は、子どもたちを更生させるはずの智寿子だった。SNS上では「え、黒幕、福留?」「調教師怖っ!」と驚きが。また調教師役の久本にも「マチャミが豹変した!」「マチャミやばいわ!!」と反応が見られた。
さらにラストでは、志村が何者かに背後から殴られ、意識を失うシーンが。目が覚めると見知らぬ場所の椅子に縛り付けられており、手には血のついた包丁が。さらに隣には血を流して死んでいる女性……。わけがわからないまま、志村は駆けつけた警官に手錠をかけられてしまった。衝撃展開に「え? 襲われて目が覚めたら人殺してることになってる~!」「志村大丈夫かぁ!」と、視聴者もハラハラさせられたようだ。