「VALORANT」世界大会、日本代表がトップ3確定 優勝候補を下す歴史的勝利
アイスランド・レイキャビクで行われているタクティカルFPSゲーム「VALORANT(ヴァロラント)」の世界大会「2022 VALORANT Champions Tour Stage 1 ― Masters Reykjavik」で、日本代表のZETA DIVISIONが優勝候補・Paper Rex(PRX/シンガポール)と対戦し、2-1の勝利を収めてトップ3入りを決めた。
ZETA DIVISIONがPaper Rexと対戦し、2-1で勝利
アイスランド・レイキャビクで行われているタクティカルFPSゲーム「VALORANT(ヴァロラント)」の世界大会「2022 VALORANT Champions Tour Stage 1 ― Masters Reykjavik」で、日本代表のZETA DIVISIONが優勝候補・Paper Rex(PRX/シンガポール)と対戦し、2-1の勝利を収めてトップ3入りを決めた。
「2022 VALORANT Champions Tour」は、各地域の「Challengers」(年2回)大会を勝ち上がったチームが国際大会「Masters」(同)に出場する。そして、ZETA DIVISIONは「Japan Stage1」のプレーオフを制し、現地時間10日からの「Masters Reykjavik」に進出した。
1戦目ではDRX(韓国)に敗れたものの、英国の名門・Fnaticとのエリミネーションマッチ(負ければ敗退)にストレート勝ちを収め、プレーオフ進出を懸けてのNiP(ブラジル)戦では2-1の勝利。プレーオフ初戦ではG2 Esports(ドイツ)に敗れるも、Team Liquid(オランダ)、DRXを連破してトップ3入りを懸けたPRX戦に臨んだ。
1セット目では序盤こそ接戦を繰り広げていたが、徐々に差を広げられ6-13で落としてしまう。しかし2セット目ではスタートから5ポイント先取するなど優勢に試合を進め、13-2で圧勝。運命の3セット目は“アジア最強の男”f0rsakenのスナイパーに苦しめられながらも、一進一退の攻防の末、13-10でZETA DIVISIONがモノにした。
2-1で勝利を収めたZETA DIVISIONは、トップ3入りが確定した。日本勢初のプレーオフ進出から続く快進撃。グランドファイナルを懸けた次の相手はOpTic Gaming(アメリカ)で、24日午前2時試合開始だ。歴史を築く戦いはまだ終わらない。