川村ひかる、夫に用意した食事がそのままに… 「虚しさ」から始まった「作らない」新習慣
家事で「負担になる事はアウトソーシングできる時代でもあります」
また、最近は「これだったら用意できるけどどうする?」と伝えて主人にお願いするのですが判断は相手に任せるんです。そうすると(これでいいよ)(じゃあ僕が用意するよ)とその都度どうするのか答えてくれます。その声掛けがないと相手からすれば「自分は仕事にいって、あと俺が家事までやらされて」と頭にきてしまうこともあると思います。そうならないための声掛けが大事ですね。仕事はチームで協力して取り組むものですが、家庭もチームと同じではないでしょうか。家族だからなんでも当たり前と思うことはなく、コミュニケーションをとることがなにより大切だと私もやっとわかってきました。
結婚をすると家事が1人分プラスされるわけですよね。さらに子供が生まれるとママ一年生なのに当然のこととして家事タスクを背負わされ、こなしていかないといけない。
家事が苦手でも家族の人数分やることが増えるわけです。整理整頓が苦手な私は子供のおもちゃや衣類、宿題の整理などやらなきゃいけないことが山積みのように重なっていきます。主婦がそれらをやるのは当たり前で誰にも褒められない。そんな現状にストレスを溜めている人も多いのではないでしょうか?
時代は令和になりましたが、昔気質のような、家事は女性がやるのが当たり前と言う考え方がまだまだあるような気がします。
しかし、もう時代が変わり、負担になる事はアウトソーシングできる時代でもあります。勿論、それらにはお金もかかってきますが、活用の仕方などいろんな意味で夫婦で助けあえればより良いと思います。
私は啓発活動を通して健やかに身体も心も穏やかに生きられるライフスタイルを提供したいと思っています。それに伴い自分自身が目指す生き方を考えることが多いですね。
例えば、フランスの女性は年齢を重ねるほどパートナーから大切にされ自立をし、とても自信に溢れ魅力的です。それは生き方そのものが表情に表れているのだと思います。
ライフスタイルや人物像を含めて、年齢を重ねるほど「素敵だよね」と思われるような女性になりたいですね。
□川村ひかる(かわむら・ひかる)、1979年10月18日生まれ、東京都出身。グラビアや数々のバラエティー番組での活躍を経て、発酵プロフェッショナル、オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート、こども分子栄養学アドバイザー、JAAアロマコーディネーター、健康管理士、野菜ソムリエジュニアマイスターなどの資格を取得。現在、一般財団法人 内面美容医学財団公認発酵腸活スペシャリスト・公認上級妊活マイスター(R)の講師を担当するなど、複数の資格を活かして健康やダイエット、アンチエイジングについての講演やセミナー、個別コンサルティングなどにも取り組んでいる。