名作「ローマの休日」、早見沙織、浪川大輔ら吹き替え“新録” 金ローで18年ぶり放送へ
日本テレビ系「金曜ロードショー」が5月13日、デジタルリマスター版で永遠の名作「ローマの休日」を18年ぶりに放送する。さらに、金曜ロードオリジナルの新たな吹き替え版で放送する。
早見沙織が声優という仕事を認識したきっかけの作品
日本テレビ系「金曜ロードショー」が5月13日、デジタルリマスター版で永遠の名作「ローマの休日」を18年ぶりに放送する。さらに、金曜ロードオリジナルの新たな吹き替え版で放送する。
今回、オードリー・ヘプバーン演じるアン王女役を務めるのは、早見沙織。「鬼滅の刃」胡蝶しのぶ役や、「宇宙よりも遠い場所」の白石結月役、映画「聲の形」西宮硝子役などでおなじみの人気声優だ。
早見は、「子どもの頃、声優というお仕事を認識したきっかけが、池田昌子さんの吹き替えのオードリー・ヘップバーン作品を見たことでした。マネジャーさんからは初め、タイトルを聞かずに『劇場版の吹き替えがある』とだけ聞いていて、その後さらっと『ローマの休日をやる』と言われ、それを聞いた瞬間、心拍数が上がり、手に汗握って、全身の温度が上がるかのような何とも言えないドキドキと緊張感につつまれました」と、吹き替えオファーが来た際の心境を明かした。
続けて、「18年ぶりに金曜ロードショーで放送されるということで、私自身、作品の一ファンとして放送される事自体うれしく思ってます。まさかアン王女の役として私がたずさわることができるとは、本当に言葉で言い表せないくらい光栄です! こうして話しているだけで、心拍数が上がり、緊張感が走ります……。作品の中のアンの魅力、すてきなところを少しでもお伝えできるよう努めましたので、これを見てすてきな“休日”を過ごしていただけたらと思います。休日と言いつつ金曜日ですが(笑)」とアピールした。
また、浪川大輔が、グレゴリー・ペック演じる新聞記者のジョー・ブラッドレー役を務める。「ルパン三世」の石川五ェ門役や、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ギルベルト役等、幅広く活躍している。
浪川は、今回のオファーについて「名作中の名作なので、喜びとともに、驚き、プレッシャーが同時に押し寄せてきました。すごくうれしかった一方で、『本当にやるの? できるかな?』と……。グレゴリー・ペックの吹き替えはやったことがなく、とても空気感のある役者さんなので本当に緊張します。でもやはり『うれしい!』という気持ちが一番強かったです」とコメント。
「名作が18年ぶりに『金曜ロードショー』に登場! しかも新録自体も久々です!『名前は知ってるけどちゃんと見たことない』という方もいらっしゃるかと思いますが、これを見て温かい気持ちになっていただけたらうれしいです。本当にすてきな映画なのでぜひ見てください!」と視聴者にメッセージを送った。
その他にも、カメラマンのアービング役は「ドラえもん」スネ夫役の関智一、美容師のマリオ役は、「鬼滅の刃」鬼舞辻無惨役の関俊彦、ヘネシー支局長役は、「名探偵コナン」目暮警部役の茶風林が務める。新たな魅力が吹き込まれた永遠の名作に注目だ。