池内博之が“アジア最強スパイ”熱演 韓国映画「夜叉」がNetflix配信映画でグローバル上位圏

Netflixが20日(現地時間19日)、週間グローバル視聴時間TOP10(11~17日集計)を公式ホームページで発表した。映画のグローバルTOP10(非英語部門)には、俳優の池内博之が出演している韓国映画「夜叉 -容赦なき工作戦-」が3位に入る健闘ぶりを見せている。同作はNetflixで8日に独占配信がスタート。今回で2週連続の3位となった。日本国内でも映画部門で2位と好成績だ。

Netflix配信映画「夜叉」【写真:(C)Netflix】
Netflix配信映画「夜叉」【写真:(C)Netflix】

主演のソル・ギョング演じる「人食い夜叉」と壮絶な情報戦

 Netflixが20日(現地時間19日)、週間グローバル視聴時間TOP10(11~17日集計)を公式ホームページで発表した。映画のグローバルTOP10(非英語部門)には、俳優の池内博之が出演している韓国映画「夜叉 -容赦なき工作戦-」が3位に入る健闘ぶりを見せている。同作はNetflixで8日に独占配信がスタート。今回で2週連続の3位となった。日本国内でも映画部門で2位と好成績だ。

 同作は諜報活動が盛んな中国・瀋陽を舞台に、「夜叉」と呼ばれる無情な男と特別監察の任務を負ってその地を訪れた検察官の極秘作戦を、中国、北朝鮮、日本など近隣諸国のスパイも巻き込んで描いた犯罪サスペンス。ナ・ヒョン監督は、迫力のアクションと巧みなストーリー展開で視聴者を魅了した「監獄の首領」や実話を繊細かつ感動的に描いた「Inseparable Bros(英題)」以来の監督作品となる。

 主演の韓国俳優ソル・ギョングは、韓国国家情報院が組織した海外スパイ集団の型破りなリーダー役。目的のためには手段を選ばず、「人食い夜叉」として恐れられる男を体当たりで演じている。検察官役はNetflixの大ヒット作「イカゲーム」で一躍世界的スターとなったパク・ヘス。そして「夜叉」と敵対する日本人キャストとして出演する池内は、表の顔は日本の公安調査庁のロビイスト、裏の顔は冷酷でアジア最強のスパイ・オザワを演じている。

 本作への出演に関して池内は「ソル・ギョングさんやパク・ヘスさん率いる素晴らしい俳優の方々に囲まれ、お仕事できたことを大変うれしく思っています。韓国作品は2度目になるのですが、作品に対するキャスト・スタッフ全員の想いがしっかりと反映されているはずです。ぜひご覧ください」と2度目の韓国作品への喜びを語っている。

 異国情緒あふれる空間で繰り広げられる北朝鮮、中国、日本のスパイたちの情報戦。飛び交う韓国語、日本語、中国語。振り回す刀の容赦ない切れ味。情け無用のスパイ戦争映画の今後のランキングに注目が集まる。

 同期間内の非英語映画の1位はポーランドの犯罪ドラマ「Furioza/フリオザ」、2位は同じくポーランドのラブコメディー「The Taming of the Shrewd/ジャジャ馬ならし」だった。英語映画のグローバル1位は「The In Between/イン・ビトゥイーン」。不幸な事故で死んだボーイフレンドからのメッセージを必死に受け取ろうとする女子高生を描いたラブストーリーだ。前週に同部門初登場1位となり、ダントツで2週連続トップを快走している。

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