お笑い芸人の西川きよしが20日、東京・新宿の吉本興業本社で吉本興業110周年記念感謝祭「西川きよしのコツコツ全国ツアー」を開催することを発表した。発表会には、ツアーに出演する千鳥、ダイアンも駆け付け、きよしのエピソードトークで盛り上げた。

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　同ツアーは6月25日の東京・有楽町よみうりホールを皮切りに、全国8か所11公演で行われ、人気芸人が多数出演する。漫才からコントをはじめ、ご当地スターの参加コーナーや、きよしとゆかりのある芸人たちが語る“西川きよし事件簿”など、ネタ以外にも盛りだくさんの公演。

　千鳥の2人は、それぞれきよし師匠に食事をごちそうになったエピソードを披露。大悟は「『しゃぶしゃぶ行こう』と言われたのに焼き肉屋に行って、『しゃぶしゃぶはありますか』と聞いていた」と衝撃秘話を明かし、集まった報道陣を笑わせた。

　また、ノブは13年に「未破裂左椎骨動脈解離」と診断され入院した際にきよしが見舞いに来たことを明かし、「僕の病状を説明していたら、『今から主治医を呼んでください』とナースコールで主治医を呼んだ」ときよしの行動を振り返り、「『僕のことをお願いします』と言ってくれるのかなと思ったら、『この病状を聞いていたら怖くなったのでMRIを撮ってください』と言ってスーツで撮っていった」とこちらも強烈な逸話を放出。

　さらに、千鳥の単独ライブに駆けつけたきよしが本番直前まで千鳥の楽屋に入りびたり、開演15分前に「ラーメンを食べに行こう」と仰天の提案をしていたことも明らかに。きよしは「この場を借りてお詫びします」とたじたじだったが、大悟は「吉本の芸人はみんな師匠の子どもみたいなもの」と敬意を表していた。