歌舞伎俳優の片岡愛之助が20日、都内で行われたイタリアのモーターサイクルブランド「ドゥカティジャパン」新製品プレス発表会にゲスト出演した。愛之助はライダースジャケット姿にデニムという珍しいスタイルで登場。バイク愛を語った。

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　この日はブランドを象徴するカラー・ドゥカティレッドにライトアップされた会場で新製品を紹介。さらに、昨年大型二輪免許を取得した愛之助がトークショーに参加し、会場を盛り上げた。

　この日も、歌舞伎座での出番を終えてから駆け付けたと言い「（本番が）終わってから（発表会に）行けると思うとワクワクしちゃって……」と照れ笑い。「朝からというか、昨日の晩から。遠足前の子どもみたいでした」と声を弾ませた。

　もともと、中型免許は所持していたが、コロナ禍で大型免許取得を決意。しかし、コロナ禍でバイク免許を取得する人口が増えたことで「日の丸自動車に通ったんですが、まず入るのが1か月後と言われた」と明かし、「そこからまた予約。めちゃくちゃ時間かかった」と苦労話も飛び出した。

　最近では、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演。そのロケ地・伊豆にも自らがバイクを運転して向かったと言う。バイクの後部座席に乗せたい人はいるかと問われると、「妻ですね」とにっこり。「一緒に免許取ろうと言ったら『怖いからいやや』『乗るなら後ろがいい』『写真を撮るだけでいい』と言われた。妻らしいです」と愛妻・藤原紀香の素顔を明かし、「後ろに乗せるなら（2人乗りの）お稽古をしないといけない。自信はなかなかないですね」と苦笑していた。

　最後は、ステージに展示された日本初上陸のモデル「ストリートファイターV2」にまたがってフォトセッション。愛之助は「乗りやすい。買って帰ろうかな」と、その乗り心地にご満悦だった。