【鎌倉殿の13人】義経の天才的な軍略と活躍に注目 NHK「伝説の幕開け」
俳優の小栗旬が主人公の北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第15回では佐藤浩市が演じる上総広常が、謀反に加わった御家人たち全員を許しては示しがつかないという頼朝(大泉洋)の側近・大江広元(栗原英雄)の言葉を発端に、見せしめのために殺される場面が描かれた。義時は止めることができず、涙を流していた。広常の最期を演じた佐藤浩市の演技と激しい展開に共演者からも神回という声が聞こえた。次回への期待も高まってきたところで24日放送の第16回の見どころを探った。
小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ、第16回の見どころを探る
俳優の小栗旬が主人公の北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第15回では佐藤浩市が演じる上総広常が、謀反に加わった御家人たち全員を許しては示しがつかないという頼朝(大泉洋)の側近・大江広元(栗原英雄)の言葉を発端に、見せしめのために殺される場面が描かれた。義時は止めることができず、涙を流していた。広常の最期を演じた佐藤浩市の演技と激しい展開に共演者からも神回という声が聞こえた。次回への期待も高まってきたところで24日放送の第16回の見どころを探った。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、第16回は鎌倉軍が京方面へ向かう展開に。御家人たちをまとめ上げた頼朝は、弟・範頼(迫田孝也)を総大将、梶原景時(中村獅童)を軍奉行とした本軍を派兵。八重(新垣結衣)に見送られた義時も従軍し、先発した義経(菅田将暉)と合流するという。後白河法皇(西田敏行)を捕らえて京にこもる木曽義仲(青木崇高)、福原を拠点に復権をうかがう平宗盛(小泉孝太郎)に対し、鎌倉方は義経の天才的な軍略に導かれて奮戦。畠山重忠(中川大志)らが華々しく駆ける……という展開とされる。
第15回の放送後の第16回の予告編では、義経の「だまし討ちの何が悪い」という言葉が聞こえた。また、公式サイトの予告編では義経の「義仲の首を取ってみせます」という言葉とともに、「宇治川の戦い 義経対義仲」という字幕が映し出された。続いて「一ノ谷の戦い」の文字や義経の「休んでいるひまはございません。平家を滅ぼします」という声も。第16回のサブタイトルは「伝説の幕開け」。源平合戦の攻防と義経の戦の才能と活躍がクローズアップされる気配を感じる。
一方で、上総広常の殺害が描かれた第15回では大江広元が「最も頼りになる者は最も恐ろしい」と話していた。鎌倉勢の中の義経の立場がどう描かれるかも注目される。