女優の坂井真紀が18日、東京・渋谷区のルミネゼロで行われたPrime Videoのオリジナルクッキング・リアリティー番組「ベイクオフ・ジャパン　シーズン1」（22日から配信、全8話）の記念イベントに出席した。

　同作は英国で社会現象を巻き起こした人気番組「ブリティッシュ・ベイクオフ」の日本版で、総勢10人のアマチュアベイカーがお菓子やパン作りの腕を競い合い優勝者を決めるクッキングコンテスト。初の番組ホスト挑戦となった坂井は「ベイカーの皆さんに力を与える役だと思っていましたが、皆さんの姿にこちらが励まされることもあり、心にぐっときました。涙もろいのでいちいち泣いていました」と感激したことを告白すると、番組審査員を務める日本のトップパティシエで「Toshi Yoroizuka」のオーナー・鎧塚俊彦氏も「坂井さんはしょっちゅう泣いていました」と坂井の素顔を明かして笑いを誘った。

　また、坂井は「自分は母親でもあるので参加者のお母さん方に『お子さん、どうしていますか？』というお話をしました。お母さんが頑張っている姿が印象に残っています」と番組撮影を振り返った。番組の要となる鎧塚氏は「プロのパティシエをさせていただいていますが、『ベイクオフ・ジャパン』はまったく違ったアイデアが出てきてワクワクしました。回を重ねるごとにどんどん成長する方もいて見どころのひとつです」と笑顔を見せた。

　イベントではお笑いコンビのおいでやすこががスペシャルゲストとして登場し、番組ホストの坂井＆俳優の工藤阿須加チームとケーキのデコレーション対決を展開。おいでやすこがチームはケーキの上に小川やサクラの花びらを表現したが、バランスの良い色彩をほどこした番組ホストチームが勝利。おいでやすこがチームは「小川が決壊している」などと仕上がりをめぐって仲間割れし、内紛状態となっていた。

　最後に番組についておいでやすこがは「皆さん素人ですが、ダークホースがいたりとめちゃくちゃテンション上がるし、それを坂井さんが受け止めてくれる。出演メンバーとホストの側の交流や情が移っている感じも面白い」、坂井は「ベイカーの皆さんが鎧塚さんに審査してもらうことを本当に喜んでいた。鎧塚さんのお菓子作りのアドバイスの言葉も魅力的です」、鎧塚氏も「厳しさ、涙、笑い、工藤君のすべりもあり、全編通してベイカーとぼくたちの成長を楽しんでもらえると思います」とそれぞれ熱くPRしていた。

　ほかに日仏ベーカリーグループのオーナーでパン職人の石川芳美さんが審査員として出演する。