明石家さんま、Cocomiを絶賛「すごさを感じた」 木村拓哉には「仕事せんでも大丈夫」
明石家さんまが16日、宮城・石巻のマルホンまきあーとテラス開館記念事業「漁港の肉子ちゃん」上映会のトークショーに出席した。上映後は渡辺歩監督とのトークショーも行われ、地元のファンたちと触れ合った。
次回作へ意欲「今いろいろまた本を読みあさっています」
明石家さんまが16日、宮城・石巻のマルホンまきあーとテラス開館記念事業「漁港の肉子ちゃん」上映会のトークショーに出席した。上映後は渡辺歩監督とのトークショーも行われ、地元のファンたちと触れ合った。
さんまが企画・プロデュースした「漁港の肉子ちゃん」は石巻がモデル。大竹しのぶやCocomi、花江夏樹など豪華出演者陣が作品に花を添え、昨年夏の公開と同時に話題を呼んだ。トークショーは定員約1000人の2部制だったが、チケットは完売。トークショー終了後には報道陣の囲み取材にも対応した。
今作で主要キャラクターを演じているCocomiについて、さんまは「子どものころにした『アニメの主役にするから』という約束を俺もここちゃん(Cocomi)も覚えていて。どんな実力かわからないからオーディションに来てくれと」と当時から声優を志していたというCocomiとの約束を回顧。渡辺監督がCocomiについて「声が美しい」と絶賛したことを明かし、さんまも「初めての芝居で、初めての声優、初めての大阪弁。この出来栄えに持って行ったここちゃんのすごさを感じました」と脱帽していた。
さらに、試写会に同席したCocomiの父・木村拓哉に対し「家族で来ていたので、(木村に)『お前は仕事せんでも大丈夫やで。ここちゃんが稼いでくれる』と言った」と明かし、「そのくらい器用。かなり勉強してきてくれましたし、練習したのがわかりました」と太鼓判を押していた。
自ら作品をプロデュースする芸能人が増えてきたが、さんまは「こういう時代にくると、『わたしはさんまに負けたくない』という境地に達します」と自らが一番のライバルであると胸を張った。次回作については「今から言っても3年かかる」と苦笑しながら「次の作品が今すぐスタートしても70歳になる。もう1本(渡辺監督と)一緒にやりたいと思って、今いろいろまた本を読みあさっています」と意欲を見せていた。