初回から考察が話題のフジ月9 綾瀬はるか&大泉洋は“名バディ誕生”の予感
女優の綾瀬はるかが主演を務めるフジテレビ系ドラマ「元彼の遺言状」が、“ひと味違う”月9の雰囲気を醸し出している。30分拡大で放送された11日の初回放送は、平均世帯視聴率「12.1%」、個人「7.2%」(関東地区、ビデオリサーチ調べ)をマーク。上々の滑り出しを切った。
好スタートの「元彼の遺言状」 クセ強め実力派共演者の“演技合戦”も
女優の綾瀬はるかが主演を務めるフジテレビ系ドラマ「元彼の遺言状」が、“ひと味違う”月9の雰囲気を醸し出している。30分拡大で放送された11日の初回放送は、平均世帯視聴率「12.1%」、個人「7.2%」(関東地区、ビデオリサーチ調べ)をマーク。上々の滑り出しを切った。
第19回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した新川帆立による同名小説が原作。主人公・剣持麗子(綾瀬)の元彼・森川栄治(生田斗真)が残した「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を受け、麗子が突然連絡をしてきた謎の依頼人・篠田敬太郎(大泉洋)と共謀して遺産を狙う“遺産相続ミステリー”だ。また、痛快推理劇として、原作の世界観はそのままにドラマオリジナルのエピソードも描いていく。
注目を集めているのが、月9ドラマ初主演の綾瀬と、綾瀬と初共演となる大泉のコンビネーションだ。仕事にもお金にも貪欲で、ズバズバと相手に強気に切り込む剣持と、どこまでもミステリアスで敵か味方か分からない篠田。果たして、共に難事件を解決していく“名バディ”になり得るのか。SNS上では「原作とは違うバディ感がツボ(ドラマはドラマとして楽しむ派)」「めちゃくちゃ良い男女バディ物ミステリでは?」「メイン2人のバディが良すぎる」などの期待感が上がっている。
一方で、骨肉を争うような遺産相続を巡り、不気味な洋館で繰り広げられるサスペンス感が印象的だ。クセ強めの主要キャラとして登場する萬田久子や佐戸井けん太ら実力派の“演技合戦”は、古式ゆかしいミステリーの様相だ。ここのところ、医療もの、リーガル・法廷もの、刑事ものが多い月9の中でも、今回の第1話は独自感を漂わせている。
ここで話題になっているのが、考察だ。ドラマ「あなたの番です」「真犯人フラグ」(いずれも日本テレビ系)で定番となった、視聴者による犯人推理。SNSでは、「また考察マニアが群がりそう」「犯人誰なんだろ 考察してみると面白いな」といった声も。
実は、今回の遺産相続を巡るストーリーは18日放送の第2話で“完結”するという。大いなる謎の真相とは。張られていた伏線は回収されるのか。
綾瀬と大泉による軽妙なせりふの掛け合い、そして、ドラマ界に登場した新たなコンビによる今後の化学反応にも注目だ。