整形総額1000万円超、人気YouTuberが変化し続ける理由 きっかけは中2で受けたイジメ
整形後のダウンタイムを紹介する姿が話題の人気YouTuber・整形アイドル轟ちゃん(29)。これまで整形にかけた金額は約1400万以上というから驚きだ。そんな彼女に整形を始めたきっかけや今後、施術を考える人への思いを語った。
約1400万以上かける整形の魅力
整形後のダウンタイムを紹介する姿が話題の人気YouTuber・整形アイドル轟ちゃん(29)。これまで整形にかけた金額は約1400万以上というから驚きだ。そんな彼女に整形を始めたきっかけや今後、施術を考える人への思いを語った。(取材・文=竹之内梨佐)
――整形のきっかけを教えてください。
「顔にコンプレックスを持ったのが、中学2年生のときのイジメです。廊下で『ブス』『にらむなよ』とか言われるようになって、そこから整形に興味を持つようになりました」
――何歳で初めて整形をしましたか。
「初めての整形は18歳・大学生の夏。親が子どものうちは、と反対していたので、それまではコツコツ整形費用を貯め、承諾を受けてから、二重の整形をしました」
――整形することを親御さんに伝えたときはどうでしたか。
「昔からインターネットで二重整形の記事を探してプリントアウトしたものをわざとらしく、リビングの机に置いて整形したいことを匂わせていました。毎朝アイプチに苦戦する私の姿も見ていたので、(整形の)同意書にサインしてほしい、と伝えたときは『分かった』と素直にサインしてくれました」
――友人の反応はどうでしたか。
「反応はあまり変わらなかったです。仲の良い友達には『(整形を)ついにやった!?』って言われましたけど、(整形したいと)知っていたので、不思議なことではなかったみたいです」
――整形を重ねていく中で、ご自身の中での変化はありましたか。
「コンプレックスが解消されて、人と話しやすくなりました。目を見て話せるようになって、明るい子に印象が変わって、(人との)距離が近くなりましたね。整形してモテるようになったとかはないです(笑)」
――整形をしていることをオープンにしようと思ったきっかけを教えてください。
「周りの友達に隠さずにいようと思ったのは、私が弱い人だから。あとからバレて嫌な思いしたくないので、先に言いましたね。インターネットで言ったのは、いろんな好奇心ですね。ダウンタイムの公開とかは、羞恥心なくて……。『初めてこういう姿を見ました!』って声をもらったときに『参考になるんだ!』と思って、公開を続けています」
――2回目、3回目と整形を続ける理由はありますか。
「鼻と口……と続きましたね(笑)。他に直せるところないかなと思っていたら、繰り返していました。向上心というよりは、コンプレックスから始まって、マイナスからゼロに持っていくために整形をしているので、ゼロに届かなくて、繰り返している感じですね」
――誰か芸能人の顔を意識して施術していたりしますか。
「してないです。自分の理想はゼロに持っていくこと。かわいくなりたくて整形しているわけではないです。(マイナスからゼロへ)改善のためにやっているので、(芸能人の顔を意識したいと)思ったことないですね」
――これまでの施術費の総額を教えてください。
「課金額は、約1400万になりますね。4月頭に、新しく眉下切開や切開リフトをして更新しました(笑)」
――最後に、整形に挑戦してみたい人にどんなアドバイスを送りますか。
「迷っているうちは『整形は、やらなくていいよ!』って言います。整形って健康体にメスをいれるものなので失敗もあり得るし、無理してする必要はない。いつか整形が必要と思ったときのためにお金を貯めておけばいいんじゃないでしょうか。しないと思ったら、別のことにお金を使えるし。迷っているうちはお金を貯められるだけ貯めておくとか、カウンセリング回りするとか、『したい!』と思ったときにすぐできるよう準備しておくのがいいと思います」
□整形アイドル轟ちゃん(せいけいあいどる・とどろきちゃん)1992年12月29日生まれ。2016年からYouTuberとして活動スタート。整形後のダウンタイムを紹介する姿が反響を呼んだ。19年には著書「可愛い戦争から離脱します」を執筆。22年には週刊誌「FRIDAY」に自身初のグラビア姿を公開、セミヌードにも挑戦。4月には短編映画「ご報告です、本当の愛見つけました」で初主演・初監督を務める。