「VALORANT」世界大会で日本代表が快勝 トレンド1位に「ZETA」、盛り上がりの理由
アイスランド・レイキャビクで行われているタクティカルFPSゲーム「VALORANT(ヴァロラント)」の世界大会「2022 VALORANT Champions Tour Stage 1 ― Masters Reykjavik」で、日本代表「ZETA DIVISION」が英国の名門「Fnatic」を撃破した。早朝から「ZETA」がツイッターのトレンド1位を占め続けるなど、話題となっている。
日本代表「ZETA DIVISION」が英国「Fnatic」にストレート勝ち
アイスランド・レイキャビクで行われているタクティカルFPSゲーム「VALORANT(ヴァロラント)」の世界大会「2022 VALORANT Champions Tour Stage 1 ― Masters Reykjavik」で、日本代表「ZETA DIVISION」が英国の名門「Fnatic」を撃破した。早朝から「ZETA」がツイッターのトレンド1位を占め続けるなど、話題となっている。
「2022 VALORANT Champions Tour」は、各地域の「Challengers」(年2回)大会を勝ち上がったチームが国際大会「Masters」(同)に出場する。そして、ZETA DIVISIONは「Japan Stage1」のプレーオフを制し、現地時間10日からの「Masters Reykjavik」に進出した。
1戦目でDRX(韓国)に敗れたZETA DIVISIONは、同じく1戦目を落としたFnaticとのエリミネーションマッチ(負ければ敗退)に臨むこととなった。EMEA(欧州、中東およびアフリカ)3位のFnaticは、2004年創立の歴史あるロンドン拠点のeスポーツチームで、世界でも屈指の強豪として知られる。
その中でZETA DIVISIONは、1セット目13-7、2セット目13-11で見事ストレート勝ちを収めた。ValorantのようなタクティカルFPSは非常に競技性が高く、日本は歴史的に欧米の強豪チームと実績面で大きな差を付けられてきた。それだけに強豪Fnatic相手の完勝は、多くの日本のFPSゲーマーやeスポーツファンに衝撃を与え、盛り上がりを見せている。
ZETA DIVISIONは日本勢初のプレーオフ進出を懸け、14日午前5時からNIP(ブラジル)との一戦に臨む。