――16年ぶりに衣装を着た感想は。

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ゴリエ「16年前よりも10キロ痩せて衣装自体はすんなり入りましたし、メイクさんも戻ってきてくれたので、ゴリエは完璧に戻っています。何がうれしかったかって、フジテレビさんがゴリエのブラとかかつらとか、ブレスレットとかを全部取っておいてくれたの。ゴリエの皮膚だけ老いて、垂れて、しわが出て……。気持ちは若いままなんだけど、せっかくほうれい線を隠しても、笑った瞬間に（ほうれい線が）マリアナ海峡みたいになる……」

丸山「例えが（笑）」

ゴリエ「メイクさんの手直しには迷惑をかけていて切ないです。でも、受け入れようと思って。老いって仲間だから、ともにやっていきます」

――ゴリエさんは当時流行したギャルの姿のまま。現代風にアップデートはしない？

ゴリエ「例えばゴリエがウルフカットになって、今風のメイクで出てきたら、『お前誰？』ってなる。みんながゴリエが帰ってきたことを認知してきたら、いろいろと変えていくかもしれない。番組が2クール続いてくれたら、どこか変えます！」

――新曲「若いってすばらしい」にかける思いは。

ゴリエ「恥ずかしながら『若いってすばらしい』という曲を知らなかったんです。総合演出の琢ちゃんから『今度ゴリエちゃんの新曲にしようと思う』と言われて聞いたときに、古さを感じなかったと言うか。やっぱりコロナ禍で一番大事な青春時代を送れなかった子どもたちがかわいそうだなという気持ちがずっとあったんだけど、ゴリエも50歳近くになって思うのは、若いってなんでもできるし、無茶でも自分の中で『できない』と思うことも平気で挑戦するパワーを持っている。この曲を聞いてもらうことで『明るい未来が見えないな』『夢を持てないな』という子たちが、『若いというだけで有利なんだから何か頑張ってみよう』と一歩踏み出してくれるような曲になるんじゃないかな」

――これから番組で挑戦したいことは。

ゴリエ「いろんな人たちの恋の悩みとか人生の悩みを礼ちゃんと一緒に応援するトークコーナーがスタートしながらも、ゴリエちゃんに来てほしいとか、ゴリエちゃんに会いたいという人たちがいると思うので、ゴリエを見に来てもらうんじゃなくて、ゴリエが会いに行きたいなと思っています」

丸山「私は北海道出身で、ゴリエちゃんは沖縄にゆかりがあったりするので、日本全国いろんなところのみんなに会いに行って、みんなとパワーを共有しあいたいな。コロナ禍でとにかくオンラインの時代。オフラインで皆さんとつながって、小さい悩みでも大きい悩みでも、1つ言うだけで心が軽くなったりする。私たちがダンスを踊ったりして、それを見て『明日からまた頑張れそうかも』というちょっぴりの勇気になったらいいなと思うので、シェアハピしていきたいです」

――視聴者にメッセージを。

ゴリエ「今まではコントで台本や設定があってのゴリエしか演じてこなかったんですけど、この番組は礼ちゃんとの自然な会話の中で生まれてくる素のゴリエなので、懐かしさというよりは新しさもあるのかもしれない。コントの中ではギャルで通用していたけど、『発想が年取ってるな』って礼ちゃんにバカにされるので、ボロが出ます（笑）。『これが今のゴリエだな』というのを好きになって見てもらえたらうれしいです」

――この日、ゴリエさんの前で白熱した試合を見せていたアルバルク東京の選手たちを間近で見た感想を教えてください。

ゴリエ「田中大貴選手が持っている日本代表のオーラがすごかった！　距離をとってマスクを取ってくれたんですけど、肌が白くて、ツルッツル！　触ったら転びそうなくらい。びっくりしたし美形よね。それで高身長で足が長くてバスケもうまいなんて、モテる以外なにもないですよね」