女優の箭内夢菜が10日、都内で行われたMBS／TBSのドラマイズム枠で12日に放送開始するドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」の記者会見に吉川愛、横田真悠、宇垣美里とともに出席した。

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　本作は単行本累計300万部超の漫画で、さまざまな思いを抱えながら生きる女性5人を中心にした物語。箭内はほかの女性と違い私は“私”を持っていると信じる萌を演じた。オーディションで出演が決まった箭内は「役に難しさを感じていたけど、どうしてもやりたかった。（役が決まって）すごいうれしいです」と喜んだ。

　萌はあるきっかけでホストクラブに行き、そこで20歳のホスト・楓と出会い、惹かれていく。楓を演じているのは俳優の高野洸。箭内は高野との共演について聞かれると、「高野さんは天然なのか、お話が通じないときがたまにあって（笑）。『会話が噛み合わないな』と思うことがよくある。天然なんだろうな……」と告白。しかし、演技になると「楓くんになると優しい話し方になるんです。原作を読み込んでいるなというお芝居の仕方。原作の楓に似すぎていて、ドキドキしちゃうくらい」と感服していた。

　本作ではそのほか、レンタル彼女でお金を稼ぐ主人公の雪を吉川、孤独や寂しさを男で紛らわしてしまうリナを横田、整形を繰り返す30代女子の彩を宇垣、歌舞伎町のホストクラブに通うゆあを「＝LOVE」の齊藤なぎさがそれぞれ演じている。

　宇垣はもともと原作のファン。「人気があると分かっていたのでファンがどう思うのか、できるのかなと不安な気持ちでぐちゃぐちゃになりました」とマンガ好きだからこその悩みを吐露。自分の美しさに誇りを持っている彩を演じるにあたり「絶対に肌荒れを起こすわけにはいかないという恐怖心があった。私は花粉症で目が赤くなる。毎日ガタガタしながら起きて目を確認していた」と語った。

「明日、私は誰かのカノジョ」は12日から、TBSでは毎週火曜、深夜25時28分、MBSでは深夜24時59分からの放送となる。