バイトから再出発の元Jリーガー、“V字回復”の愛車公開「単純にデザインが格好いい」
元Jリーガーで株式会社AzuRo社長の岡ファビオさんは大のスーパーカー好きだ。実業家として成功し、30歳の若さにもかかわらず、数々のスーパーカーを乗り継いできた。現在乗る愛車は3000万円超のフェラーリF8トリブート。日本スーパーカー協会のアンバサダーを務める人物に、F8の魅力と華麗なる愛車遍歴を聞いた。
人生一発逆転 華麗なる愛車遍歴告白
元Jリーガーで株式会社AzuRo社長の岡ファビオさんは大のスーパーカー好きだ。実業家として成功し、30歳の若さにもかかわらず、数々のスーパーカーを乗り継いできた。現在乗る愛車は3000万円超のフェラーリF8トリブート。日本スーパーカー協会のアンバサダーを務める人物に、F8の魅力と華麗なる愛車遍歴を聞いた。(取材・構成=水沼一夫)
今、乗っている車はフェラーリのF8トリブートです。昨年の6月に買いました。フェラーリは488という車もあるんですけど、フロントの鼻があまり好きじゃなかった。トリブートはフロントのノーズに空気口みたいなのがあって、単純にデザインが格好いいなと思いました。
いい車ですね。乗りやすい。スーパーカー感がないのも魅力です。ランボルギーニとかになっちゃうと、ドライバーも気合を入れていかないといけないですけど、この車はドアの開き方や空間が広いので、乗り降りしやすいですし、割と静かです。ランボルギーニと比べると、全然回りに迷惑をかけないですし、スポーツモードで走ると、ちゃんと速かったりします。フェラーリだなという感じがしますし、最強だなと思いますね。ちゃんと作られている車です。
ほかのフェラーリにも乗っていたので、V8エンジンはやや面白味に欠けます。12気筒のほうが面白いですし、音もいいですね。フェラーリにしてはちっちゃいエンジンなんですよ。大きいエンジンのモデルもあって、そっちのほうがいいという考え方もあります。エンジンをかけて大きな音が鳴れば「おぉ、車だ!」となりますけど、新しいフェラーリは、電気とガソリンエンジンの混合なので音もしないです。
今は昔の車を買って、ストックしてそれで遊んでいくという人たちが多くなっていますよね。その反面、若い人たちは車いらなくね? という時代になっちゃっています。車好きとしては、難しい時代に生きているんだと実感しています。
免許を取ったのは18歳のときですね。最初に乗った車はトヨタのist(イスト)でした。お金がなかったですし、親からのおさがりです。コンパクトカーなので、ちっちゃい卵みたいでした。その後、マツダのCX7に乗りました。
お金を稼ぐようになってからはマセラティのクアトロポルテ、ポルシェ911、1回カイエンにいった後、アストンマーティンDB11、ランボルギーニ・ウラカン ペルフォルマンテ、マクラーレン720S、フェラーリF12。あとはレースに出た車ですけど、ダラーラ・ストラダーレに乗って、そしてF8です。
車は1人で乗るのが好きなんですよ。人を乗せてドライブというよりは、気分転換で首都高走ろうとか、ちょっとドライブを1時間して帰ろうというタイプです。自分のリフレッシュや励みにしたり、モチベーションを上げるために車があると思っています。