テレビ東京系で放送される連続ドラマ「吉祥寺ルーザーズ」（11日スタート、毎週月曜、午後11時6分）のオンライン記者会見が8日に開催され、主演を務めるアイドルグループ「NEWS」の増田貴久が出席した。秋元康が企画・原作を務めるオリジナルドラマで、人生の負け組となった6人が、シェアハウスで一緒に暮らすシチュエーションコメディーとなる。

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　今回の会見には、増田の他に女優の田中みな実、濱田マリ、田島芽瑠、俳優の國村隼、片桐仁が参加した。

　増田は、「リモートですが、しっかりと面白いコメントをします」と意気込みを語り会見はスタート。田中は撮影に関して、「すごく順調に進んで、いまは4話を撮影しています」と話せば、増田は「始めはみなさんが探りながらでしたが、今はプライベートな話までするようになっています」と仲の良さをアピール。すると國村は、「こうやってみんなが仲良くしているところをニコニコと見ています」と明かした。

　今回の作品について増田は「台本を見て、マジか、だまされた！　と思いました。そのくらいにせりふの量も多いですし、それぞれのシーンですごくやることが多いんです」と明かすと、田中も「せりふが多くて覚えられるのか心配で、台本をコピーして部屋中に貼って覚えています。みなさんの顔もコピーして貼って覚えるようにしているんです」と裏話を披露した。

　非常にテンポが早くセリフが多いのも、「吉祥寺ルーザーズ」の魅力なのだという。さらに、それぞれの役について、本人たちと重なる部分が多いと話し、高校教師・安彦聡を演じる増田について田中は「すごく人の良さがにじみ出ている感じがします。普段、テレビで見ている増田さんのイメージそのままになっています」と明かせば、増田は「今回の大庭桜は、世間が思っている田中さんのイメージそのままだと思います。はっきりと物を言うところが当てはまる。ただ、実際に話してみるとそんな人物ではないですけど、あくまでイメージの田中みな実さんです」と説明した。

　今回はシェアハウスを舞台としていることで、プライベートでも住んでみたいかという質問に、増田が「住んでみたいです、おしゃれな共用スペースがある物件もあったりしてあこがれます」と話すと、國村と田中から「キレイ好きなのに住めるわけないでしょ」「人と一緒のお風呂に入れないでしょあなたは」と総ツッコミを受けることになった。

　最後に増田が見どころとして、「誰しも悩みがあると思うのですが、人との関わりで自分の良い部分に気づいて好きになれる、そんな心が優しくなれるドラマになっています」と話し、会見を締めくくった。