【ちむどんどん】黒島結菜主演の朝ドラ第1週見どころは? 沖縄の自然が“もう1人の主役”

女優・黒島結菜が主演するNHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜、午前8時)が4月11日にスタートする。沖縄で生まれ育った主人公・比嘉暢子が西洋料理のシェフを目指して修行し、やがて東京に沖縄料理店を開くために奮闘する姿と兄、姉、妹らの家族愛を描く作品。ちむどんどんは胸がワクワクする意味。第1週の見どころを探った。

比嘉暢子を演じる黒島結菜【写真:(C)NHK】
比嘉暢子を演じる黒島結菜【写真:(C)NHK】

黒島結菜主演のNHKの朝ドラ4月11日スタート 第1週の見どころを探る

 女優・黒島結菜が主演するNHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜、午前8時)が4月11日にスタートする。沖縄で生まれ育った主人公・比嘉暢子が西洋料理のシェフを目指して修行し、やがて東京に沖縄料理店を開くために奮闘する姿と兄、姉、妹らの家族愛を描く作品。ちむどんどんは胸がワクワクする意味。第1週の見どころを探った。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、初回に描かれる時代と舞台は1964年の沖縄本島北部のやんばる地域。小学生の比嘉暢子(稲垣来泉)はおいしいものが大好き。ある日、転校生・青柳和彦(田中奏生)がやってくるが、暢子にとって、初めて見る東京の人だった。母・優子(仲間由紀恵)と父・賢三(大森南朋)もともに、和彦の父・史彦(戸次重幸)と家族どうしの付き合いが始まるが、肝心の和彦はやんばるでの暮らしが楽しくなさそう。暢子は何とか和彦の心を開かせようと試みる展開という。

 第1週は主人公の子ども時代を描くため、子役の稲垣来泉が明るく元気いっぱいの暢子を演じる。物語の随所に、食に高い関心を見せる暢子の姿が描かれるようだが、小さな女の子の食に対する興味と行動が、どう描かれるか注目だ。さぞ、かわいらしいはず。

 また、何と言っても期待したいのは、青い海と白い砂浜とサトウキビ畑など沖縄の豊かな自然。2001年の朝ドラ「ちゅらさん」がそうだったように、沖縄の自然が朝から視聴者をいやし、沖縄の心地よい空気に包んでくれるはず。沖縄の自然と空気感は、この物語に欠かせない“もう1人の主役”になる気がする。期待したい。

次のページへ (2/2) 【写真】比嘉暢子(黒島結菜)の子ども時代を演じる稲垣来泉
1 2
あなたの“気になる”を教えてください