那須川天心vs武尊、300万円超VIPチケットに天心「この試合で歴史の教科書に載りたい」

キックボクシングの“神童”那須川天心(TARGET/Cygames)と武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が7日、都内で会見を行った。両者は6月19日に東京ドームで対戦することが決まっているが、大会の名称が「THE MATCH 2022」に決定。最前列チケットは300万円という衝撃の価格設定であることも明らかになった。

都内で会見を行った那須川天心【写真:山口比佐夫】
都内で会見を行った那須川天心【写真:山口比佐夫】

「6・19」東京ドームでの“世紀の一戦”、大会名は「THE MATCH 2022」に決定

 キックボクシングの“神童”那須川天心(TARGET/Cygames)と武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が7日、都内で会見を行った。両者は6月19日に東京ドームで対戦することが決まっているが、大会の名称が「THE MATCH 2022」に決定。最前列チケットは300万円という衝撃の価格設定であることも明らかになった。

 会見には両選手と、本イベント実行委員である、K-1中村拓己氏、(株)ドリームファクトリーワールドワイド榊原信行氏、RISE伊藤隆氏の計5人が出席した。

 チケットの詳細も明らかになったが、驚きはその価格設定だ。「VVIP1列席 アリーナ1列」はなんと、300万円(税込み)。以下、「VVIP2列席 アリーナ2列」(200万円)、「VVIP 3列席 アリーナ3列」(100万円)、「VIP席 アリーナ4~10列」(30万円)、「SRS席 アリーナ11~25列」(10万円)、「RS席 アリーナ26~40列」(5万円)と続き、最低でも1万5000円という価格設定となっている。

 榊原氏によると、300万円席は50席ほど用意される見込みで、合計では5万人の動員を目指しているという。

 超VIPな価格設定に武尊は「高いなと思いましたけど、この試合をそういう価値としてつけてくれたのはうれしい。それに見合った最高の試合をして勝つことを決めました。知り合いとか友達とかは前のほうで見られないのは悲しいですが、それがこの試合に見合った価値だと思う」と冷静にコメント。

 一方の天心は「子どもに優しくないなと(笑)。小さい子どもに来てほしいなというのが一番あったんですけど、この試合に関してはこういった価値があるんだぞというのを知ってもらえればうれしい。この試合で歴史の教科書に載りたいなと思いました」と笑いながら口にした。

 格闘技以外のイベントを含めても、前代未聞の価格設定。戦前から歴史的な試合の様相を呈している。

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