【鎌倉殿の13人】源頼朝が木曾義仲と棟梁をめぐる争い 義時はどう動くのか
俳優の小栗旬が主人公の北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。3日放送の第13回では、源頼朝(大泉洋)のライバル・木曽義仲(青木崇高)が登場し、頼朝の信頼を得るために息子の義高(市川染五郎)を人質に出す様子が描かれた。また、義時は八重(新垣結衣)への思いを貫き、その思いが八重に届く様子も。一方で御家人たちの間では頼朝への不信感が生じ、頼朝から心が離れてしまいそうな危機もうかがわれた。気になる第14回(10日放送)の見どころを探った。
小栗旬が主人公・北条義時を演じる大河ドラマ、第14回の見どころを探る
俳優の小栗旬が主人公の北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。3日放送の第13回では、源頼朝(大泉洋)のライバル・木曽義仲(青木崇高)が登場し、頼朝の信頼を得るために息子の義高(市川染五郎)を人質に出す様子が描かれた。また、義時は八重(新垣結衣)への思いを貫き、その思いが八重に届く様子も。一方で御家人たちの間では頼朝への不信感が生じ、頼朝から心が離れてしまいそうな危機もうかがわれた。気になる第14回(10日放送)の見どころを探った。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、嫡男・義高を鎌倉へと送った義仲は、平家の追討軍を撃退して上洛するという。敗れた平宗盛(小泉孝太郎)は、三種の神器とともに都を落ち延びる。一方、義仲の活躍に焦る頼朝だったが、義仲と後白河法皇(西田敏行)との関係が悪化すると、弟・義経(菅田将暉)を大将とし派兵することを決断。しかし、利益のない戦に御家人たちが不満を募らせるという。
番組の公式サイトの予告編でも「源氏の棟梁をめぐる争い!」とのナレーションの後、「源義仲討伐に出陣いたします」という義経の声が聞こえた。そんな中、義高と頼朝の長女・大姫(落井実結子)の小さな恋も描かれるようだ。第13回の放送後の予告編の映像でも、出陣すると思われる馬上の義経の姿があった。ある御家人の「わしらの手で坂東を治める」という声も聞こえた。今、描かれている時代を動かすのは頼朝が中心だが、そんな中で小栗の卓越した演技力もあって義時の存在感をしっかり感じる。混沌(こんとん)としてきた展開、義時がどう動くのか注目される。