アンセル・エルゴート「TOKYO VICE」で来日 「毎日4時間練習」の流ちょうな日本語披露
俳優のアンセル・エルゴートが6日、都内で行われたHBO MaxとWOWOWの日米共同制作ドラマ「TOKYO VICE」(24日独占放送スタート)の記者会見に登場した。当日は共演者の渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久も登壇した。
日本を絶賛「第2の故郷と感じています」
俳優のアンセル・エルゴートが6日、都内で行われたHBO MaxとWOWOWの日米共同制作ドラマ「TOKYO VICE」(24日独占放送スタート)の記者会見に登場した。当日は共演者の渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久も登壇した。
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アンセルは「渡辺謙さんはレジェンドですね。一緒にできて光栄です。伊藤英明さんとは新年にはふるさとに招いてくれました。笠松将さんの演技はクールで不思議な魅力がある。凛子さんは感情をリアルに自由に表現します。山下さんとのシーンはありませんでしたが とてもかっこよくてイケメンですね。ホストのキャストは完璧だったと思います」と流ちょうな日本語で全登壇者を紹介。会場からは拍手が起こった。
MCが「日本語がとてもお上手ですが……」と切り出すと、アンセルは「最高の先生がいました。毎日4時間練習、ときどき6時間。日本に住んでからも毎日日本人と話しました。役のためにとてもいい練習となりました。最近もインタビューのために練習しました」と説明した。
舞台は1990年代の東京アンダーグラウンド。世界で最もきらびやかな大都会として憧れられた東京のリアルで凶暴な裏の姿を、ハリウッドが誇る本気の“映像魂”がこの上ないクオリティーでよみがえらせる。全ての撮影は東京とその近郊で行われた。アンセルは新聞記者の警察担当になった新人記者のジェイク役。ジェイクは裏社会の深みに足を踏み入れていく。
報道陣から「どこまでトレーニングしましたか」という質問が上がると、アンセルは「マイケル・マンがLAでジャーナリスト学校みたいなことをやってくれたんですね。そこで、町の人にインタビューをして記事にするという訓練を経験しました。町の人がなかなか答えてくれないというリアルな没入体験をしました。それが新聞記者を演じたときにとても役に立ちました。また、オープンな意見交換をして脚本を見直してくれることもあった。それで臨場感のあるものができあがったんじゃないかと思っています」と語った。
また、アンセルは「キャストの方が家族のように接してくださった。日本文化はかっこいいなと思っていましたが、日本に住んでいたら、もっと好きになりました。第2の故郷と感じています。アメリカの友人たちも『うらやましいな、もう』と言ってました。本作は今までにない見方で東京を見られると思います。ぜひ見てください」とアピールした。