“虎党”段田安則、主演舞台で「頭がいっぱい」 阪神連敗の悲しみも「どこかいった」
東京・PARCO劇場で上演される舞台パルコ・プロデュース2022「セールスマンの死」の初日記者会見が4日に行われ、主演の段田安則、鈴木保奈美、福士誠治、林遣都、鶴見辰吾、高橋克実が出席した。主演の段田は「順風満帆でバラ色の人生を歩んでいる方も、今調子が悪くて人生がつらいと思っている方にも両方楽しんでいただけると思います」と作品をアピールした。
段田「手応えを感じております」
東京・PARCO劇場で上演される舞台パルコ・プロデュース2022「セールスマンの死」の初日記者会見が4日に行われ、主演の段田安則、鈴木保奈美、福士誠治、林遣都、鶴見辰吾、高橋克実が出席した。主演の段田は「順風満帆でバラ色の人生を歩んでいる方も、今調子が悪くて人生がつらいと思っている方にも両方楽しんでいただけると思います」と作品をアピールした。
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同作は、過酷な競争社会、若者の挫折、家庭の崩壊を描き、トニー賞、ニューヨーク劇評家賞、ピューリッツア賞を受賞した近代演劇の金字塔となるアーサー・ミラーによる戯曲。初日を迎える心境を問われた段田は「1週間くらい前までは『大丈夫かな』と不安いっぱいだったのですが、劇場に入ったら『この芝居、そこそこいけるんじゃない?』という手応えを感じております」と自信をのぞかせた。
自身が演じるウィリー・ローマンについては「こういう人生にしたいという希望があるけど、そううまくいかずに理想と現実のギャップで苦しんでいる」とし、「挫折もあって、生き方が下手な感じがする」と役に寄り添った。
この日は上演内容の一部を報道陣に公開。段田は「これから初めてお客さんの前でやるので、頭がいっぱい。阪神があれだけ負けているのもどこかにいっちゃっているくらいです」と熱烈な虎党らしく自虐で笑わせていた。