テレビ朝日系列の静岡朝日テレビが、1978年（昭53）に開局して以来43年目で初めて年度の全日帯（午前6時～深夜0時）世帯平均視聴率（ビデオリサーチ調べ、静岡地区）で1位を獲得したことが4日、分かった。年度個人全体視聴率でも、全日帯1位だった。

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　21年度は21年3月29日～22年4月3日で、同局の全日帯世帯平均視聴率は8.6％で単独1位。夕方の情報番組「とびっきり！しずおか」（月～金曜午後4時40分）は歴代最高の11.7％で、同時間帯の他局番組を大きく引き離している。なお、同局はプライム帯（午後7時～同11時）でも12.7％で1位、ゴールデン帯（午後7時～同10時）は12.7％で2位。年度の個人全体視聴率では、全日帯4.1％でDaiichi-TV（静岡第一テレビ）、テレビ静岡と同率の1位。同局の総合編成局編成部は、この好結果を受けて「2021年度は、日曜夕方に『とびっきり！サンデー』を開始し、月曜から日曜まで毎日、生放送で情報番組をお届けしました。テレビ視聴環境が大きく変わる今、今後も視聴者の皆様に信頼され、必要とされる放送局であり続けるべく、努力を続けて参ります」などとコメントしている。

　また、日本テレビ系列のDaiichi-TV（静岡第一テレビ）は、年度の個人全体視聴率で2年連続3冠を獲得したと発表した。21年度は全日帯4.1％（静岡朝日テレビ、テレビ静岡と同率）、ゴールデン帯7.1％、プライム帯6.7％。年度の最高個人視聴率は、8月3日午後7時40分から放送された「東京オリンピック　サッカー男子準決勝 日本×スペイン」で21.0％だった。